不調な時は周りを頼ってみると良いなと思った話。544日目
◇不調な時は頼るが吉
こんにちは!心理師のはねちひろです。
最近は、気圧の変化や忙しさもあり、絶賛!絶不調な私ではありますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
人間も生ものですので、好不調の波は必ず誰しもあるのですが、不調な時をどのように対処できるかという事が非常に大切になってきます。
今までは、「好調さをどう取り戻すのか。」という事をメインに考えていたのですが、最近では、「しっかりと不調を認め、人に頼る。」ということをメインに考えるようになりました。
文面の作成や、庶務作業の諸々など、もとから苦手な事を最近は同僚などにお願いしまくっているのですが、本当に助かっており、感謝してもしきれない気持ちなのですが、相手からも嫌な顔をされずに済んでいます。
この考えを持ったり経験を重ねるようになって、最近では様々なメリットを感じることがありましたので、このお話をさせていただければと思います。
結論から申し上げますと、人に頼ると、自分が救われるだけではなく、その相手との信頼関係にも良い影響が出るのです!
◇頼られると、自己肯定感が高まる?
皆さんも、人から何かしらのお願いをされた経験はあるかと思います。その中には理不尽で、かつ、相手にしか利益のないものもあったのではないでしょうか。
このようなお願い事や頼り方はふさわしくないので、注意は必要ですが、「あなただからこそ!」という、心からの頼られ方では悪い気持ちにはならないですよね。
これは、少なからず人間には「相手のために」という奉仕精神があり、かつ、「自分だからこそお願いされた!」という気持ちが肯定感を高めるという側面があるからなのです。
人に頼ることが苦手な人ほど、相手からの反応や「迷惑にならないだろうか。。」という心配をされる傾向が強いのですが、頼り方さえ間違わなければ、相手に好影響を与えますので、お互いのためにも頼ることをおススメいたします。
◇相手との関係性にも好影響!
自分が不調で相手へ頼った際に、頼られた側にも肯定感を高める効果があるお話をしてきましたが、その他にもお互いの関係性にも好影響が及ぼされるのです。
その背景として、感謝と返報性の法則が関係しています。
心理学的にも、感謝し合える関係は理想的と言われています。自分が相手に頼みごとをして、相手がそれに応えてくれると、こちらは相手に感謝を伝えますよね。感謝を受け取った相手は、その対象に好意的な印象を抱きやすくなります。
嫌な頼まれごとでは無ければ、「ありがとう!助かりました!」と伝えられて嫌な気持ちにはなりませんよね。
この流れが生じると、双方ともに相手への印象が良くなり、仕事でのチームワークが良くなるということにも繋がります。
更に、返報性の法則も働き、助けてもらった側は相手が困っている時に、「今度は自分が助けになろう!」という気持ちが生じやすくなるため、相手が困っている際に、嫌みなく助けになることができます。
そうすると、再度感謝し合える関係性が強まるため、より双方の関係性が良くなるという好循環が生まれるのです。
これだけの効果があるので、相手に敬意を持って自分ができない事や、不調な時は思い切って頼ってみましょう!
人間は持ちつ持たれつの関係性のある生物ですから、「今日は助けてもらうけど、今度は助けになろう。」という気持ちで自分だけが抱え込まない様にして下さいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、また!
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