徒然なるままに気後れ。 -第五回-
近況
養成所同期との横の繋がりが大事だなと思っております。
狭く深くの交友なのでもう少し広くいきたいなと。
でも広く浅くになってしまうとまた損をしてしまう気もして…
付き合う人間を選ぶ行為が苦手なんです。
誘いは断れないし断られるのが怖くて誘いもできない。
結局気づいたらいつものメンバーで一緒にいます。
それは居心地がいいからなんだけども
知らぬ場所で悪口を言われているかもしれない…と不安で頭がいっぱいの
ネガティブキャンペーン真っ最中です。
あ、今回の大テーマは「デザート」です。
架空デザート選手権
ジャジャジャジャ……ジャン!!
ポムス!!!
ジャジャジャジャ……ジャン!!
フェリンナ!!!
ジャジャジャジャ……ジャン!!
ガルトンマ!!!
ここは架空のスイーツを決める場所
決まったそのスイーツを実際に作って売り出す…
そんなことはしない。
ただ定期的に集まって架空のスイーツを決めるだけ。
もはや決めるというか叫ぶだけ。
叫ぶことに快感とアイデンティティを覚えている。
風俗どころかカラオケにも行けないので
ここでストレスを発散している…ということだ。
え?スイーツ食べればいいじゃんって?
その手があったか!!!!
よし、今から食べるのは…
ジャジャジャジャ……ジャン!!
セントカジャニカタ!!!
BE・TSU・BA・RA
「スイーツは別腹よ」
彼女の名前は春子。12歳。
少し背伸びをしたいお年頃。
最近は専ら母親の観ている韓国ドラマの女優に憧れている。
このセリフもその女優の受け売りだろう。
ある日の下校中
春子は家路を急いでいた。
昨日の夜
冷蔵庫の中にショートケーキが隠されているのを偶然見つけた。
そう、今日は春子の誕生日。
上機嫌に鼻歌を歌いながら歩く春子の耳を突然の怒声が引き裂く。
「危ない!!!!」
大量の角材、工具、鉄パイプその他諸々が
春子を押しつぶした。
つんざく悲鳴は春子の耳にはもう届いていない。
腹は裂け、左右に分かれ
眼球は潰れ黒く濁ったドブのよう。
とうに意識はないはずなのにピクピク動いている。
意図せず殺人鬼となってしまった男の目には
そんな光景が広がっていた。
半狂乱になりながらも冷静に
「ショートケーキのイチゴのようだ」と思ったという…
おしまい
「お兄ちゃん!なにその話!全然面白くないよ!」
「聞いたことない物語が聞きたいって言ったのはお前だろ!?」
今日は春子、10歳の誕生日。
得も言われぬ乾き
「乾き」と「渇き」この違いはなんだろう?
地面に寝そべる女は薄れゆく意識の中でそんなことを考えていた。
「人生最後のレイトショーを楽しみにしていたのに…嘘つき。」
そんな呟きは音にならず消えていった。
眼前に広がるのは砂漠。水のない庭園。
猛烈な吐き気の後に女は新しい世界へと旅立った。
すぐにコンクリートの土に還る。
そうここは東京砂漠。情のない街。
タネアカシ
架空デザート選手権
ただ楽しいだけの物語。
こんなことを楽しんでる滑稽な人たち。
でも当人たちには重要なことで
みんながスポーツ観戦したりYoutube観たりすんのとあんま大差なかったりする。
不思議な世界でも何ともない現実のお話。
BE・TSU・BA・RA
微ホラー的な?
好きなのよホラー。
でもやっぱり映像だね。映像がないとだめだよ。
怪談とかもさやっぱり再現ドラマ欲しいよね。
ってかこれどちらかというと「世にも奇妙な物語」の方だよね。
得も言われぬ乾き
都会の人は冷たいよね。
それだけ。
次回未定
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