ほっかいどう暮らし71 真狩村 ゆり根かき揚げ丼
先日朝刊を読んでいたら
真狩村で、生産全国一の「ユリ根」の出荷がピークを迎えているという記事が載っていました。
その日の夜、ご近所の飲み友達のゆういちさん(40代半ば)とお酒を飲みながらそんな話をしていたら
僕 「ん〜、よく茶碗蒸しの下の方に入っているやつさ」
と言ったものの、北海道の茶碗蒸しには「ユリ根」ではなく「栗の甘露煮」が入っているのがほとんどなので、ゆういちさんにはよく分からない。
めんどうなので
と言ったら
ゆういちさん 「なんか…よくわからないモノを食べに行くのって、ワクワクしないなぁ」
そこで僕が「ほら、ラジオのコマーシャルでも言ってるじゃないか
今までなかったワクワクを!!
ってさ」 (By NISSAN)
とかなんとか説得して、翌日2人で真狩村へ行くことに。
翌朝は少しゆっくり目に出発。車の中では何故か絶好調のゆういちさん
ゆういちさん 「真狩村出身の有名人といえば、やっぱり細川たかしだよね」
ゆういちさん 「おいっ!『そだね』って何だ!歌だから!!」
僕 「あっ、あ~そうか。冷静に自己分析ができていて偉いな〜と思って」
ゆういちさん 「フォローになってないからーー!!!」
...ほとんど中学生レベルである。
そんな感じで約1時間半、やってまいりました
真狩村
せっかくなので有名な「細川たかし記念像」を見に行ったのですが
もうすっかり冬支度。
そこで「道の駅 真狩フラワーセンター」に向かうと
施設の中に
「細川たかし」コーナーがありました。
さてユリ根を食べに伺いましたのは、同じ道の駅の中にある
食堂山びこさん
メニューを見てみると、真狩村名産の「ハーブ豚」を使ったかつ丼やカツカレーなども美味しそうなのですが、今回の目的は「ユリ根」です。
「そば」か「丼」かで迷いましたが
ゆり根かき揚げ丼
特産のユリ根がゴロゴロ。お米はこだわりの「蘭越米ほしのゆめ」。
ゆり根はホクホクした食感で甘味があります。特製の甘辛いタレと相まって
うまい!!
完食でございます。
食後に直売所を覘き、ご近所のおじさん達へのお土産にと
いくつかユリ根を買って帰りました。
夕方に帰宅すると、相変わらず近所のおじさん達がお酒を片手に集まって来たので、お土産のユリ根を出すと
ほぉ~、これがユリ根か~。で?
…だよね…。
おしまい
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