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~組織の心理的安全性について考える~

ビジネスシーンで、心理的安全性という言葉がよく聞かれるようになりました。
産業保健に携わる私たちは、組織の悩みや相談を受ける機会も多くあり、組織の心理的安全性について考えることは、とても重要なことと感じています。心地よいひびきの言葉ですが、具体的にはどういうことなのでしょうか?


心理的安全性(Psychological Safety)とは?

ハーバード大学の教授が提唱した心理学の言葉で、簡単に言うと「メンバー一人ひとりが安心して、自分が自分らしくそのチームで働ける」ことです。Googleの研究で「心理的安全性の高いチームは生産性が高い」ということがわかり、ビジネスシーンで注目を集めています。
心理的安全性を高めるためには信頼関係を築くことが重要です。信頼関係が組織の中にあれば、失敗に臆せず新しいアイデアを出したり、質問することができ、自分らしく行動することができます。またもめごとが起きた時でも相手を尊重し、建設的に話し合い、解決に導くことができます。
組織の心理的安全性が高まれば生産性があがり、働きやすい職場なので離職率も低くなるなど、大きなメリットがあると考えられています。

私たちにとっての心理的安全性

私たち産業保健スタッフは、相談者の気持ちに寄り添いながらも、相談者個人を通して組織についても考えています。みなさんの組織の心理的安全性はいかがでしょうか?4月に入り新入社員を迎えた組織も多いと思います。私たち、メディカルトラスト産業保健事業部も、数名の新しいスタッフを迎えました。今だからこそ、組織の心理的安全性について、改めて考えてみたいと思います。

【参考】世界最高のチーム


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