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最低限の医療保険を選ぶには

日本人の多くの方が医療保険に加入しています。
2019年の調査では男性が約70%、女性が約76%加入しているそうです。
特に結婚を機に加入する人が多いようですね。

医療保険で皆さん気になっているのは保険料だと思います。
保険料とは保険に加入するために皆様が支払う金額のことです。
できれば、保険料は安く抑えたいですよね?
何かあった時のために保険に加入したのに、その保険のために
生活が苦しくなったり、健康に影響が出てしまっては本末転倒です。

保険料を安く抑えるためには、補償内容を最低限に設定する必要が
あります。
そこでこの記事では、最低限の医療保険に加入するための考え方を
書いていきます。
ぜひ、参考にしてください!

ステップ1 今の資産状況を把握する

まず始めに自分が今どれくらい資産を持っているか確認しましょう。
現金はもちろん、自宅や株、定期預金、時計や自動車など現金に
換えられるもの全てです。

現在金額で分からないものはざっくりどれくらいになるか
調べてみましょう。
インターネットでおよその相場がわかります。
それでもわからないものは一旦0円としてカウントしましょう。

ここまで分かったら、治療費に充てられるものと充てられないものに
分けましょう。
治療費に充てられる資産は、最低限生きていく上では必要ないものや
当面の生活費を除いた預金、病気になった場合でも使えない現金等です。

当面の生活費は多くの場合以下のように言われています。

・サラリーマン→3ヶ月分の給料
・自営業→6ヶ月~1年分の生活費

サラリーマンの場合、厚生年金から遺族年金や障害年金、また失業手当等が
支給されるため、最も時間のかかる失業手当が出るまでの3ヶ月分で十分と
考えられています。
自営業の場合、補償が少なく、また運転資金なども継続して係る可能性が
あるため、職種によって6ヶ月~1年分は貯金しておきましょう。

以上で、明日病気になった際に治療費に使える金額が把握できました。
これを把握しておくだけでも保険の営業マンに騙されずに済みます。
また、定期的に(月に1回程度)資産の把握をしていきましょう。

ステップ2 治療に係る費用を知る

次に現在の治療費に係る費用を計算しましょう。
ここからは専門的な話にもなるので、保険の営業や専門家の方と
一緒に確認することが望ましいです。

例えば、がんであれば平均66万円の自己負担がかかります。
また、先進医療や自由診療を使う場合は300万円以上かかり、
複数回行えばその都度300万円の費用がかかります。

また、入院日数は短期化の傾向がありますが、長期化する可能性も
考慮するなど、平均だけでなくどれくらいかかる可能性があるか
最大も把握しておきましょう。

どのくらいの費用がかかり、どの治療を自身が望むかを考え、
費用を把握しましょう。

医療保険についてはここまでで最低限の保険がわかります。
ですが、ここでは働けない間の収入がどれくらいあるか、
子どもの成長に合わせて係る費用などは計算に入れていません。
余裕がある方はそこも把握したうえで
他の保険との組み合わせや、資産運用も同時に考えると良いでしょう。

ステップ3 医療保険が必要かを判断する

ステップ1とステップ2で計算した資産と費用を考え、
すでに全ての費用を資産で賄える場合は、
医療保険に限って言えば必要ありません。

保険は儲けるための商品ではなく、あくまで不足分を補うための
商品だからです。
不足が0であれば、必要ないです。

ステップ4 実際に医療保険を比較してみる

不足がある場合は医療保険が必要と言えます。

ここまで来たら、あとは必要な分の保険金額で設定した保険の見積りを
お願いしましょう。
保険会社や商品によって設定できる金額が異なりますので、
多少余剰が出る場合もありますが、そこは仕方がないと割り切りましょう。

ここで注意すべきは保険料だけを見たり、営業マンの言われるがままに
理解せず加入することです。
保険料が安い場合、単純に会社の規模の差の場合もあれば、
細かく見ると保険金を支払う条件が違っている場合もあります。
また、理解せずに加入するとその後不安になったり、
数年後どうして入ったかわからなくなってしまいます。

保険の加入はあくまで自己責任です。
保険金が支払われなくても、
保険会社も営業マンも責任を取ってくれません。
(もちろん悪質な場合は除きますが)
しっかり理解したうえで加入しましょう。
そして、分からない部分はどんどん質問しましょう。

ステップ5 定期的に保険を見直そう

自分の納得のいく保険に加入出来たら、定期的に見直しましょう。
1年に1度くらいが理想です。
自分の資産と一緒に確認しましょう。

保険はどんどん進化しています。
また、資産が増えるにつれ必要でない補償も出てきます。
子どもも成長するにつれ、費用の総額は少なくなります。

何度も切り替えるのは返って損する場合もありますので注意が必要ですが、
今のままでは多すぎる、新しい治療に対応した保険に切り替えたいと
考えたタイミングで相談すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
これは私が考える医療保険の最低限の考え方です。
人の数だけ考え方も価値観も違いますので、参考程度になれば幸いです。

ただ、この考え方は保険はマイナスを0にするための商品という前提に
立っています。
このことは間違いありません。
がんになったら儲かるなど考えて保険に加入するのは間違いでしょう。
(そもそもがんにならないに越したことはありません。)

今医療保険に加入している人も、これから加入しようと考えている人も
まずは自分に合った保険は人それぞれであることを理解し、
納得のいく保険に加入しましょう!

そして、保険は一度加入したら終わりではありません。
定期的に見直すことが大切です!

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