目的のない数値化は...
店舗長の部下から、もっと数字でステーション運営していきたいとお話がありました。
「いいですね。スタッフも納得感がより出るんじゃないですか?」
と同意したんです。
その後
店舗長「どこをどう数値化したらよいですかね?」
私「おっと!そこですか💦」
と思いましたが、ここが凄く重要ですよね!
実は数値化・統計というものは、目的を明確にする手段でしかないのです。
私「では、何のため数値化したいですか?」
店舗長「数値化した方が分かりやすいじゃないですか。目標に対して、○○だからもう少し頑張らないといけないとか。この疾患の依頼が10件来ているので、強みになっているのかな?など検討出来ますよね?」
私「おっしゃる通りですね。いま自然に目的を明確にされましたね。売上目標との比較、事業所の強みが知りたいということですよね?」
店舗長「そうですね。その辺り明確にしたいです。」
上記やりとりがあったように、何を知りたいのか。ここが明確でないと比較のしようがないため、数字で表せても「それで??」となってしまいます。
統計もそうですよね。
仮説があり、それを検証するための統計ですよね?
何となく管理職になると、数値化して分析しないといけないとあると思います。
それはそうなんですが、管理職は組織を適切な方向に導く必要があります。
その適切に導く指標を数値化し、そこと比較するために分析します。
何が知りたいのか。
この問いが数値化する理由でなくてはいけません。
新人管理職・マネージャーは意識した方が良いと思います。
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