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過敏性腸症候群(IBS)3【腸内フローラ解析】でわかったこと

こんにちは🌻このページを開いてくださりありがとうございます。
 
夏休みですね🍹
受験を控えた学生さんは、夏期講習や模擬試験に追われる日々でしょうか?今はただ、あの頃がなつかしいです。
 
ところで、皆さんは学校のテストで「赤点」をとったことがありますか?
 
「赤点って、何点以下のこと?」
 
調べてみると、「40点以下」「30点以下」「平均点の半分以下」など
定義はまちまちでした。
 
実は、今日書くのは
 
「私の【腸内フローラ解析】の結果が、ズバリ、赤点なみだった~~~😨」
 
というお話です!💦
 
今回の記事も、おなかの症状でつらい思いをしている方や、その方の大切な人にとって少しでもヒントになれば幸いです🍀

腸内フローラとは?

私たちの腸の中には約100兆個もの「腸内細菌」が存在しているといわれています。
 
腸内細菌は、種類ごとにグループを形成し腸壁の粘膜にびっしりと生息していて、まるでお花畑(フローラ)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれます。

腸内細菌の生息イメージ

菌の種類とバランス

腸内細菌はその機能によって大きく3つに分類されています。
😊善玉菌:人体によい影響を与える細菌
👿悪玉菌:人体に悪影響を及ぼす細菌
😑日和見菌:善玉・悪玉のうち、数的に優位なほうに加勢する細菌
 
これらの理想的なバランスは、
善玉菌😊2割 : 悪玉菌👿1割 : 日和見菌😑7割
とされています。
 
多数派である日和見菌は、数的に優勢なほうの味方になるため、常に善玉菌が優勢な状態を保つことが大切なのです!
 
ところが、腸内フローラのバランスが崩れると・・・
おなかの調子が悪くなるだけでなく、肥満、生活習慣病、老化の要因にもなると言われ、近年では様々な病気との関係性が明らかにされています。

検査でわかったこと

【腸内フローラ解析】で、私の腸内にどのような細菌がどれくらいの割合で生息しているのかをチェックしました。
 
日本人の平均が約80種類なのに対して、おなかが緩い状態が続いていた私の腸には・・・
 
46種類しかいませんでした💦
 
少ないですね~。
冒頭で「赤点なみだった😨」と書いたのはこの数値のことです。
 
バランスは、こんな感じでした。

私の腸内細菌のバランス

理想的な割合ではありませんでした。けれど、善玉菌😊もいました。 

結果を受けて

結果を受けて私がしたことは「食事の見直し」「気持ちの整理」の2つです。まずは「食事の見直し」から。(「気持ちの整理」は次回書きます!)

≪食事の見直し≫

1.「低フォドマップ食事法」の答え合わせになった菌

① おなかゴロゴロ予防菌😊(アシドフィルス)がいない💦
 
➡牛乳などの乳製品を頻繁にとるのを控えます。

アシドフィルス菌:
乳糖(ラクトース)を分解する酵素ラクターゼをつくり出す菌。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり下痢になったりするのは、このラクターゼが不足し乳糖を分解できていないことが原因のひとつであると考えられている。

② 穀物大好き菌😑(プレボテラ)がいない💦
 
➡炭水化物はあまりあわないことが判明。特に小麦は摂らない方が良いと指導されました。お米の摂取もほどほどにします。

2.リスクを知ることになった菌

③ 高血糖菌👿(ラクノスピラ)がいた💦

➡インスリンの分泌が少し弱いことが判明。炭水化物や甘いものの食べ過ぎは要注意と指摘されました。
また、食事の順番は低GI食から。なるべく砂糖も控えます。
 
※甘味の工夫について
はちみつと、羅漢果を味方につけます。
(これらは高フォドマップ食ですが、私はフルクトースとポリオールは大丈夫でしたので。フォドマップ食については前回の記事をご参照くださいませ。)

 
④ 美魔女菌😊(エガセラ)がいない💦

➡女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用をするエクオールという物質を産生する菌がいませんでした。
更年期障害を予防(緩和)のためにビタミンミネラルをしっかり摂ります。

 
⑤ エクオール生産菌😊(ラクトコッカス20-92)がいない💦 

➡大豆をとってもエクオールは産生できないことが判明。
また、私の感覚として豆類は消化が遅く胃にとどまる気配があります。
引き続き、大豆を摂るなら木綿豆腐(=低フォドマップ食)を、そして、女性ホルモンが低下する年齢になったらサプリメントでエクオールなどをとるのも一つの手だと認識しました。

3.これからも応援したい菌

⑥ デブ菌😑(フィルミクテス)と
⑦ 痩せ菌😑(バクテロイデス)は、同じくらいの割合でいた✨

 
➡ここでも炭水化物を少なめにと指摘されました。
また、発酵食野菜果物を意識して摂る、その他フィトケミカルを多く含む果物を摂ることが大事と知りました。

 
⑧ 酪酸生産菌😊(プラウスニッツイ)がいた✨

➡健康に欠かせない酪酸を産生する菌がいました。
この菌は酢酸を消費するため、お酢は欠かさず摂るように指導されました。なお、お酢は胃のpHを整えるためにも良いそうです。
 

おわりに

今回は【腸内フローラ解析】の結果から「食事の見直し」をしたことについてまとめました。
 
便からこんなにたくさんのことがわかるなんて…💩✨
 
自分の体質と今後のリスクを知ることが出来ました。
 
まさに、“腸を制する者が健康や美しさを制する”のですね~!
 
ところで、私たちの腸内細菌は幼少期までに定着し、その後は残念ながら新たな菌を定着させることは難しいのだそうです。
 

 【今いる菌】➡ 増やせる。
 【今いない菌】➡ 増やせない。新たに定着させることは難しい。
 
 
「それじゃあ、ゆり子の腸は、もう赤点から脱出できないの?🌀」
 
と心配してくださる方もいる(?笑)と思いますが、希望の光はあるようです🌈(よかった!)
 
その方法は・・・
発酵食品やサプリメントを摂取して菌を腸に“送り込み続ける”こと。
こうして口から摂取した菌は、定着こそ見込めないものの、約1日は体内にとどまり【今いる菌】と同様に作用してくれるそうです。
 
それゆえに、(新たな菌は定着しにくいので)
毎日の食事とサプリメントで“加勢し続ける”ことが大切なのですね。
ちなみに、私はこれを機にプロバイオティクスのサプリを飲む習慣が身につきました💊
 
おかげさまで、私の「赤点なみ」の腸内環境は、良い方へ向かっていることと思います✨
 
さて、次回は【腸内フローラ解析】の結果を受けて私がしたことの2つ目「気持ちの整理」について書きます。
実は、今回の結果を受けて人生の考え方がガラッと変わりました。そんなお話をしようと思います。楽しみにしてもらえたら嬉しいです!
 
ここまで読んでくださりありがとうございました👒

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