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Vol.10 丁寧な対応の積み重ねを大切に。子どもの心を育む魅力的な保育者を目指して

祖父母の代から幼稚園経営をしていたという橋本明都子さん。現在、橋本さんご自身も現役の保育士として活躍されています。今回は、橋本さんが保育士になるまでの経緯や日々どのようにお仕事されているのかお話をうかがいました。


憧れの優しい先生を目指して資格を取得

幼少期、両親の経営している幼稚園の敷地内に住んでいたんです。子どもの声が聞こえるのが当たり前の環境で、幼稚園はとても身近な存在でした。先生は明るくて優しい存在だと日々感じていましたね。
子どもの頃から制作やお掃除など幼稚園の活動に関わるお手伝いをしていたこともあり、小学校の時には保育士になりたいと思っていました。それから大学に入り保育士と幼稚園教諭の資格を取得します。


言葉は通じなくても心を通わせることができる

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10代の頃に初めて海外旅行でイスラエルに行き、カルチャーショックを受けました。
そのあとイスラエルの幼稚園でボランティアを経験。言葉は通じなくても、子どもたちとはコミュニケーションできたんです。やっぱり子どもたちの力ってすごいと思いましたね。


本当に必要なのは人間力!自分磨きの時間も大切にしています。

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幼稚園で4年間勤務した後、現在は保育園で勤務しています。
実際に現場を知って、学生時代に学んだことは断片的だと気付きました。
保育の知識や実務能力ももちろん必要ですが、クラス運営や保護者対応などいろんな場面でコミュニケーション力が求められます。保育士は人間としての魅力が必要だと気付かされました。そのためにも保育業界だけでなく、多様な業界の人に会いに行きました。今は金融の勉強もしています。


丁寧な日々の対応が子どもの心を育てる未来を作っていく

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「幼児期に、根っこである心を育ててあげることが大事。それぞれの力を十二分に発揮できるように導くんだよ」という祖父母の言葉をモットーにしています。

いい土にはいい花が咲くように、土壌(心)を育てることを大切にしていきたいですね。今ある環境に感謝して一つ一つ丁寧に対応していく。その積み重ねが子どもたちの未来につながると信じています。


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