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Vol.9 「こども軸の視点」を活かして、地域を巻き込みよりよい町の未来を繋いでいきたい

森のようちえん こめらっこの運営に携わっている土屋美香さん。
2018年より、「豊かな自然の中でのびのびと子どもたちに育ってもらいたい」という願いから「自主保育サークル」という形で活動をスタート。日々の保育内容の決定、イベントの企画など、すべて保護者で分担して運営しています。土屋さんがどのような思いで保育士資格を取得したのか、そして現在の活動内容についてお聞きしました。


専門性を高めるために独学で資格取得

子どもに関わることが好きだったので、東京で学童や児童館の仕事をしていました。
結婚を機に福島に移住し、森のようちえん こめらっこ の立ち上げに携わります。今まで保育士として園に勤めた経験はないのですが、専門性を高めたいという思いで独学で勉強し、保育士資格を取得しました。


同じ親目線だからこそのびのびとした教育ができる

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保護者の立場でもある私たちが運営しているので、「木登りを子どもがしたいと言っても危険なのでやらせてあげられない」などの葛藤もありません。用水路でドジョウをとったり、野草を食べるなど、子どもたちがやりたいことをのびのびとできる理想的な教育をしています。現在はNPO法人を立ち上げようとしているところです。


保育からはじまる地域づくり

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はじめは、理想の教育環境作りができていることに充実感のある日々を過ごしていました。しかし、他の園では外遊びする機会が少なく、子ども達がずっと園舎の中にいる現状や、保護者の意識の違いがありました。子ども達が生き生きと育つためには、保育士が園内の子どもと保護者とだけ向き合うのではなく、地域全体にも目を向けることが大切だと気付きました。今後は子ども達が「この町で育ってよかったな」と思えるように地域を盛り上げていきたいです。

森のようちえん こめらっこ
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