青いマックの日とうちの家族と私の乳がん。
今年も青いマックの日がやってきた。
去年の私の画像を使ってくださった方が詳しくまとめてくださっているので概要はそちらをご覧いただきたい。
4月後半、私に乳がんが判明し、一番に伝えた家族はきょうだいだった。
そのきょうだいと病院についてのnoteがこちら。
自称「全身麻酔マスター」を名乗る私のきょうだいは幼少期に体の一部分を切除し、今は元気に暮らしている。
他人からも見えるところの切除手術が数回あった他、アデノも切除している。
肺炎での入院も経験しているし、なんなら産まれる直前に羊水の中で排便し、そのまま保育器行きとなったらしい。その後も黄疸がひどくて入院していたらしい。
そんなこんなで、親から言わせると、約1年に1回入院するきょうだいと、月に1回風邪を引く私とで家計は結構大変だったらしい。
それでもって、我が家はきょうだいにも私にも食物アレルギーがあり、幼少期はマクドナルドへ行くこともなかった。
というわけで、今でもマクドナルドで食事を摂ることはちょっとした贅沢に感じるやっすい私(笑)
今年はチーズバーガーハッピーセットで青いマックの日を迎えた。
トレイに写る家族が柔らかな光に包まれていてうっかり泣きそうになる。
家族一緒に過ごせてよかったね。
きょうだいが大学病院への入退院を繰り返していたあの頃の我が家にもドナルド・マクドナルド・ハウスが近くにあったら、と遥か遠い薄暗い思い出を振り返る。
入院する子ども本人とその家族が少しでも心穏やかな気持ちでいられますように。
そんな入院と手術を熟知している自称「全身麻酔マスター」のきょうだいが、30代にして人生初の入院&手術を前に緊張していた私にプレゼントをくれたので、紹介する。
○ジンベエザメぬいぐるみ
術後、うつ伏せが痛かったときに抱き枕として使用させてもらった。
○黒いエコバッグ
ジンベエが入るサイズで選ばれたと思われるエコバッグ。
おそらく何かのノベルティ。
中にチラリと茶封筒が見える。
○茶封筒
これに気付いた絶妙なタイミングをはかって「少しだけど使って」ときょうだい。
父も母も私の告知に対しては、絶妙に微妙な対応(半分想定内)だったので、"こいつはやっぱり我が家で一番できるやつだ"と思った。
それで、この茶封筒。
我が家で一番できるきょうだいだと思ったので、ちょっと期待した。
ちなみに、父も母もさらりとお金は大丈夫か聞いてきたけど「保険に入っていたから大丈夫」と話すとそれ以上は何もなかった。
家に帰って茶封筒を開けてみたら、
カニの味噌汁が出てきた!
狙ってやったでしょ!!
いや、勝手に期待した私がいけなかったよ。
やっぱり我が家の家族だった♡
青いマックの日もカニの味噌汁もごちそうさまでした!!
〈おまけ〉
今年のおもちゃはたべっ子どうぶつ!
おしまい