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詩のようなものとイラスト・写真 /hoho  

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ふと思った言葉ににイラストや写真をのせています。
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2023年11月の記事一覧

結晶

結晶

ひとり見上げる

紺色の夜空

無数の星がまたたいて

どれもこれも眩しくて

森の中の

迷子のこころ

生まれたてのような白色と

灯りのような橙色と

泉のような澄んだ青色

天使のようにふんわりと

歩く道を

灯してくれた

ひだまり

ひだまり

やっと見つけた

やすらぐ木陰も

差し出されたあの傘も

胸のポケット

大切にしまったはずなのに

また別のどこか

ほかの何かを探してる

「ここが空いてると

大切なものがすり抜けていくよ」

胸のポケットの

底の底

小さな穴を繕ってくれた

きみのひだまり

守れますように

紅 香る

紅 香る

一輪の花

髪に飾り

その色に

頬を染める

バラでもなく

サルビアでもなく

遠い昔から

知っているかのような

懐かしい色

その花に

香りはなくとも

心に香って

離れない

noterの彩さんの

ふんわりとして優しく

凛とした椿のお写真に一目惚れして

かかせていただきました。

彩さん、ありがとうございました。

風のバレリーナ

風のバレリーナ

風に踊るバレリーナ

花びらのスカートをまとって

風と踊るバレリーナ

流れゆく季節をまとって

どこまでも軽やかに

どこまでもしなやかに

そう聴こえてくるみたい

ナチュラル

ナチュラル

こう見られたい

こうあるべきだ

こうしなければ

身にまとっていた

重い服

この雨に打たれて

流れてゆけ

両手にかかえた

手放せないもの

その風に吹かれて

飛んでゆけ

吹きっさらしの丘の上

ただずむ心は

清々しい

その小さな声に

耳を澄ませて

大事なことは

そこにある

わすれな草

わすれな草

そんなに真っ直ぐな

瞳のきみを

ぼくは

忘れたりはしないだろう

そんなに健気に

生きてるきみを

ぼくは

忘れることはないだろう

きみは咲いてる

こころの窓辺に

いつも素敵なお花の写真を投稿されている

noterの彩さん。

先日、勿忘草のお写真から

インスピレーションをいただきました。

彩さんの素敵なお花の世界へ。