心に刺さるキャッチコピーを作り込むハイプリズム機能
こんにちは、ひろです。今日は心に突き刺さるコピーライティングの源泉を考察します。
「このワードセンスえげつないな(・Д・)」という人たちの感性の正体です。
この記事を読むだけでエッジの効いた観察眼が身につくはずです。
(注)この記事は難易度が高いチャレンジ企画です。
優れたコピーライターが持つ感性の正体は『ハイプリズム機能』です。
『ハイプリズム機能』とは、目に見えないストーリーを高い解像度で描く機能を表します。
イメージで理解したほうが早いので、図解で説明していきます。
次のイメージをご覧ください。
(出典)「虹」はなんで「虹色」に見えるの? 「波の屈折」を徹底解説!
透明な三角柱の物体が『プリズム』です。
上の図は、白色光がプリズムに入射することで七色の虹が生まれる様子を表しています。
このように『プリズム』は、白色の光から鮮やかな色彩を抽出するのです。
優れたコピーライターは、さらにハイスペックな観察眼を持っています。
それこそが『ハイプリズム機能』です。
『ハイプリズム機能』とは、単なるプリズムでは抽出できないミクロ領域まで精細に描く機能です。
つまり解像度の高いピクチャを精細に描くのが『ハイプリズム機能』です。
これをコピーライティング業界では『解像度を高める』と言います。
このようにハイプリズム機能とは、目に見えない次元のストーリーを高い解像度で描く機能です。
解像度の高いコピーライティングは、大脳辺縁系という脳の深い部分を刺激します。
大脳辺縁系が刺激されれば、喜びや悲しみという感情が生まれます。
そして感情が生まれるからこそ、人は行動が促されるのですね。
テレビニュースが不安や恐怖を煽るのも、視聴者の購買行動を促すためなのです。
(#ちなみにテレビ局は、スポンサーをさらに儲けさせるための企業です)
優れたコピーライターはプリズムのような眼を通して世の中を観察します。
つまり、ある企業やコンテンツに秘められた色鮮やかなストーリーを抽出することが上手なのです。
そして色鮮やかなストーリーを精細に描画することで、ストーリーの解像度を高めます。
『ストーリーの解像度』を極限まで高めることで、読者の心に突き刺さるコピーライティングが生まれるのですね。
具体例を挙げます。
例えばゴールドジム。
ゴールドからは、オリンピックのゴールドメダルが連想されます。
つまりゴールドジムのアイデンティティは『No.1』なのです。
『フィットネス業界のNo.1』を体現することが、ゴールドジムの存在意義す。
そこで狙うのが『ボディビル』です。
ゴールドジムからトップボディビルダーが輩出されるストーリーを作ります。
すると「ゴールドジム=マッチョの楽園」という具体的なイメージが湧きます。
あとは企業努力として、ボディビル界の頂点という地位を確立する仕組みを作ればブランド価値は保たれますね。
『ゴールドジム』という名前から、マッチョの楽園というイメージが思い描けます。
これが優れたコピーです。
最後に、ハイプリズム機能を手に入れる方法を解説します。
ハイプリズム機能は先天的才能ではありません。
誰もが身につけられる後天的才能です。
ハイプリズム機能を手に入れれば、魅力的な言葉で魅力的なストーリーを描くことができます。
それによって良いお客さんが集まり、長く愛されるビジネスが生まれるのです。
そしてハイプリズム機能は『背景のストーリーを知ること』で身につきます。
何事も「なんでそうなったんだろう(・・?)」と疑問に思ってください。
対人も同様です。
「この人はどんな性格なんだろう?」
「こういう行動を取るということは、きっとこんな背景があるんだろう」
など、相手の背景のストーリーを想像してみましょう。
いつの日か写輪眼や白眼ばりの観察眼が身につくはずです。
(#なんだそれ)
イケメン(¬_¬)
コピーライティングは『目に見えない魅力を言葉で表す仕事』なので、
ぜひこのハイプリズム機能を標準装備していきたいものですね。
(#というか自分が身につけていかないと(・Д・)ノ)
ということで今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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