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《年収160万》障害者雇用元美容部員の光熱費事情。

私は元美容部員のコスメコンシェルジュです。

※低所得者の私がどうやって美容代を賄っているのか興味をお持ちになった方はこの先ご覧ください♪ …長いです。



私はそれなりに高価な化粧品も1〜2点デイリー使いしています。
セルフネイルですがジェルネイルもしています。
ダイソー、セリア大活躍です。

私のパッと見は『お金かかってる感』があります。

実際は年収160万の『低所得者』と呼ばれるひとです。

いまは接客から離れ、職場でも目立たないように、生活の中でも目立たないようにして暮らしています。

しかし、やはり接客業が長かったので身なりを整えることに執着があり『見苦しい姿』にはならないように気をつけています。




虐待サバイバーの私には重度の入眠困難があります。
PTSDによる過呼吸、解離、フラッシュバック、慢性疼痛などなど色んな物を背負って『でんでんむし』のように生きています。
リュックサックのようにおろせたら楽なのですが…。

さて、そんな入眠困難さんの私は夜にあまり電気をつけません。
料理をするときはキッチン上の小さい明かりを使いますが、それ以外は充電式のランタンで暮らしています。
ちょっと黄色い灯りでリラックスムードになれます。
形もお洒落でお気に入りのランタンです。

あまり明るい電気が頭上にあると、余計に眠れなくなりますから。

ワンルーム独り暮らしなら、ランタン1つで十分です。
お風呂場もランタンがあれば電気はつける必要がありません(防水ランタンなのじゃ)。

夜に電気つけない私に、かつての交際相手は絶句していましたが、『じゃあ、電気代払ってくれるか?』と言っておきました。


髪はドライヤーで乾かす時間が長いと電気を食いますから、吸水性の良いタオルを使っています。

ガス代も考えて、髪を洗いやすい長さにしておくのも大切です。

私は一年に一度しか美容院に行きません。

私は髪が硬く広がりやすいため結っていたほうが清潔感があります。
切るときに鎖骨あたりの長さにお願いして、また1年経ったら切ってもらう。の繰り返しです。
顔周りと前髪はコテでカールをつけ、基本はひとつ結びにしています。
案外、ラフに結う『ラフさ加減』だけ掴めば後は大人系ヘアアクセサリーをトッピングするだけで、『オシャレしてるひと』に見えます。
髪が伸びたら編みおろしにしたりします。
寝るときにお団子にしておくと翌日くるくるポニーテールにできます。
ラフなひとつ結びでも大ぶりの耳飾りで『着飾ってる感』を出すだけでも印象は違います。
ただ、メイクはしっかりしておかないとチグハグになってしまうので眉・目元メイクは必須です。
このへんはお洒落っぽく見せる『ハッタリ』みたいなものです。


ありがたいことに、まだ白髪は生えてきていないので黒髪のまま染めていません。
カラーをするとプリンになったり(←古いか?!古いか?!)して染め直しにお金かかりますし、プリンまでいかなくても、自分が気になるような色落ちをしたらきっと染め直しに行ってしまうので。
あとは白髪が生えてきたら染めざるを得ないでしょうし、今はいいや的な。
もちろん、髪を染めることが楽しみの方は染めるのがBESTなんですよ。
そこに価値を見出しているんだもの。

私は個人的に髪は見苦しくなければOK。
整っていればOK。
というスタンスなので年1美容院なんです。
染めてないパーマもしてないだと、髪の傷みもないためシャンプーはこれでよし。

安いほうね(笑)。




お風呂は湯船は我慢。
昔は銭湯に8時間滞在する銭湯民族でしたが、コロナの緊急事態宣言4回目から諦め自宅銭湯員になりました。
しかし、ガス代の高騰には抗えず湯船は週一の楽しみに。
まぁ、逆に言えば『楽しみが増えました』ね。
シャワーだけでも頭を洗った後って寒いから全身にお湯かけまくっちゃう…。
結局、ガス代の節約にはなりません。
だから、洗面台で顔と髪だけ洗って、髪はタオルで水気を取ってまとめてから、首から下をササッと洗うという作戦です。

もちろん夏場は水風呂、水シャワー(笑)。


我が家は吹きさらしの立地なので、夏場は窓を開けて暮らし、冬は窓を閉める。
自分でも『我慢している』つもりはなく冷房も暖房もほぼ使いません。
もちろん、私は生育環境が悪かったので❝我慢グセ❞がついてしまっているのは気付いています。

それでも今冬はまだ暖房を使っておらず、風邪もまだひいてないんですよね。
どんどん丈夫になる自分が怖いです。

風邪をひきそうなときは、生姜と卵です。


いま、使用している暖房は電気毛布のみですが、電気毛布は暖房器具でしょうか?


トイレットペーパーはシングルの一番安いやつです。
自分の尻を甘やかしたって仕方ねぇだろ。
というか、ガサガサしていたほうが『拭いてる感』あって好きです。
(美容の観点からすると本当は良くはないのですが)
これも、かつての交際相手に
『うわっシングルなんて生まれてはじめて見た!』
と言われたので、
『じゃあ、自分ンちからトイレットペーパー持っておいでよ』
と言っておきました。
タダでケツが拭けると思ったら大間違いだ。


服はあまり買いません。
だいたい好きな系統が決まっているため、冬場はタートルネックニット色違い5枚を着回します。
スカートも履きたいのですが、基本『追われている』ため『走れる服』を選びがちです。
スキニーパンツの中にしま〇らのタイツを履いています。

たま〜に服を買ってみても、結局『革ジャン+タートルネックニット+スキニーパンツ』の毎日に『出番』を見出せずメル〇リに出すことになります。

野菜も皮ごと食べます。
大根やカブは葉っぱも欲しいです。
人参など根菜を捨てるとしたら『ヘタ』だけです。
生ゴミを捨てに行く手間も省けますので、ラクです。
あ、今はもう生ゴミもあまり腐らないですね。
室温が低くて。

キウイを私は子供の頃から皮ごと食べています。
国内に限らず海外の人にも『皮も食べませんか?!』と訊いてみるのですが『Me too!!』と言ってくれた人はいまのところいません。
キウイの皮ってすごく酸っぱくて美味しいのですが、『毛が痛そう』と言われます。
私は気になりません。
鰻の小骨は大嫌いです。
私は昔から鰻が食べられません。


別にケチってるつもりもなく、興味のないことにビタ一文出さないスタイルを貫いているだけなんです。

お洒落カフェにも行きますし、まつ毛パーマは毎月かけます。
化粧品も良いお値段のものだって使います。
たま〜にはデパコスも使います。
毎日のお茶はお気に入りの茶器で飲みます。
焼きものが好きで、ひとつひとつ思い入れのある食器を大切に使っています。

自分の中で譲れないことにだけお金を遣う。

至ってシンプルです。


私が住んでいるのは田舎なので、車は必須です。
お給料から先取り貯蓄で車検代や自動車保険代を確保しています。

正直、物価・電気代・ガス代の高騰で貯蓄が難しくはなってきました。
ガソリン代はまだマシになりましたよ。



『何に価値を見出しているか』は人それぞれです。
もっと平たく言えば、何にならお金を払いたいかですよね。

私は今回の就活で『いまの生活レベルを維持したい』とハローワークで話していました。

低所得の割にやたらめったら身綺麗に見えますが、これは私が好きな物にしかビタ一文出さない頑固者故の姿なのです。

努力というより頑固の賜物です。



こちらに引っ越してきた二年前に比べると光熱費はやはり上がってきています。

電気代だけでも同季節で比べると月あたり1100円はプラスでかかっています。
今冬から暖房を使わなくなったので、冬場の電気代はだいぶ削減されているようです。
去年と同じ月で比べると請求額は半額になっていました。
しかし、電気そのものが値上がりしているので使用量(電気?量?)自体は半分以下になっているのでしょうね。


本当はロングヘアが好きなので髪を伸ばしたいのですが、それはもっとガス代が稼げるようになってからです。
逆にいまの美容液代をケチればガス代は払えます。
でも、美容液の方が私の中での優先順位が高いのです。

それだけです。


家庭を持つには不向きな性格かもしれないけれど、『お洒落に見せること』『健康美を保つこと』『清潔感を持つこと』に私は妥協をしません。
それに自分の手持ちのお金を遣り繰りして、誰に損害をあたえるでもなく生活しています。


美容液ために髪を切り落とし、まつ毛パーマのために暖房のスイッチを切っているだけです。


ランタンやトイレットペーパーについては我慢しているというよりは完全に❝好み❞ですね。


低所得という単語は『ネガティブ』に聞こえるかもしれませんが、私には『高収入の家庭に生まれたが虐待をされていた』という過去があるため『高収入』=『豊か』ではないんです。
所得が低くても、心が穏やかに暮らせたら私には幸せなことです。

お金では『心穏やかな日々』は買えないんだなって知ってるから。
見てきちゃったんだもん。


最近、アラサーからアラフォーへ切り替わり私は身体的にも精神的にも『老い』を感じることがあります。
しかし、老いることは悪いことではないんですよね。
自分の好みもハッキリしてきますから、お金出したくないポイントがブレない(笑)。
逆に『出してもいいかな…?』はチャレンジしてから切ってもいい気がします。




たま〜に言われるんですよ。
『しょっちゅうサポーターやコルセットまみれになって健康には見えないのにお金どうしてんの〜?』
って。
不躾な質問だな!と憤慨したものです。
しかし、確かに不思議に見えるだろうなと思い直しこのように綴ってみました。




読んでくださった方、ありがとっ♡






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