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青春って、清瞬って漢字にも置き換えられると思った話

前の彼が好きだと好きだと言っていた曲、久しぶりに流れてきて懐かしくなった、だからこれを書いている。あの頃は、一瞬一瞬がたったふたりきりのトクベツで、一緒に居られれば、寒くても暑くても、雨が降っていても、どうでも良かった。清い(きよい)瞬間。高校2年の頃、部活も勉強もうまくいっていなかった。そうゆう時に限って恋だけは上手くいくのって笑えますね。今は時間が経って色々忘れていったものが多いけれど、関係を絶ってもあの頃は過去のこととして世界に存在している。
 さて、久しぶりに聴いた曲について。vaundyの『しわあわせ』と、『怪獣の花唄』この曲が好きと言っていたことは何故だかよく覚えている。しわあわせは、LINEで、最近よく聞くんだっておすすめされてから私も聴くようになった。一緒に居られないとき、彼の好きな曲を聴くことで一緒に居る気分になるから好きでたくさん聴いた。本当に、たくさん。私は、"しわあわせ"を教えられてからしばらく、"しあわせ"と勘違いしていて、それを彼も気づいていたはずなのに、自分で気づくまで教えてくれずに、恥をかいた。ちょっと天然な、そうゆう人だった。
怪獣の花唄は、送別会のときの入場ソングとして流れていて、ああ私高校卒業するんだって感じた歌だからよく覚えている。この歌を高校の体育館に入場する時に聴いて、ああなんか泣きそうって思った。ここから環境が変わってしまう。どこかでそんな不安が頭をよぎった。そんな不安を少し抱えながらも、高校生の私は、勢いで生きることができた。少しの怖さも力に変えて、突っ走ってた。本当に、青春は、清い瞬間だと思う。青春の相手があなたで良かったと胸を張って言えるので、ちゃんと1日1日、幸せな日々だったのだと思います。


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