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消しピンアンケートの結果報告

学校で消しピンを禁止されたことについて、不思議に思いました。そこで、学校ではない人の消しピンとかのルールについて意見を聞いてみようと思って、アンケートをしました。

アンケートを回答してくれた人、広めてくれた人、ありがとうございました。皆さんのおかげで、128人が回答してくれました。今日は、消しピンアンケートの結果を報告します。

↑アンケートについての記事です。

↑消しピンについての説明です

【1】はじめに

僕は消しピンが好きだ。なぜかというと、使う道具はいつも学校に持っていくものだし、勝ち負けを決めてもり上がれるからだ。
3年生の時は、消しピンが禁止だった。だけど、今は4年生になった。ある日、僕はその消しピンを禁止にした先生がいないことに、気がついた。だから僕は、消しピンを好きだった人を集めて、朝の会が終わった後の休憩時間に消しピンを楽しんでいた。そしたら、すぐ注意してくる子たちに「あー、消しピンやっちゃいけないんだぁ!」と言われた。そしたら、先生達で「消しピンはやってはいけない」と決めた。その理由は「消しピンは、文房具の正しい使い方ではないから。」ということだった。結果、その日の2時間目に消しピンは禁止になった!

僕は、「なんで消しピンをやってはいけないのか?」と疑問を持った。なぜ駄目かを知りたかった。学校の消しピンが好きな友達は「先生がそういうなら無理だよ」とあきらめていた。学校では味方になってくれる人がいなかった。だから、アンケートで僕のクラスに入っていない人たちの意見を聞いてみたかった。それで、消しピンをオッケーになる方法を探したいと思った。

僕は、知っている人やnoteでアンケートを回答してもらうために、お願いしてみた。

【2】方法

6月24日〜7月1日朝までアンケートを実施した。
アンケートは、Googleフォームを使って作成した。
質問は9問の選択式と自由にコメントを書ける場所を作った。
さらに、アンケートをする事になった様子を知ってもらうために、僕のnoteに詳しく説明を書いた。
アンケートをたくさんの人に知ってもらうためにnoteで書いたことを知り合いに伝えた。知り合いのなかには、snsで広めてくれた人もいた。

結果
128件の回答があった!!!!

【3】アンケートの結果

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【人数】
大人(学校の先生ではない):102人
小学生:10人
大学生:8人
大人(学校先生):5人
中学生:2人
専門学生:1人
高校生:0人

【まとめ】
128人に回答してもらった。ほとんど大人だった。

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画像2

【人数】
はい:70人
やった事ない:52人
いいえ:6人

【まとめ】
やった事ない人は半分近くいる。
やった事ない人を抜くと、ほとんどの人は「消しピンなどが好き」と言っている。

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画像3

【人数】
いいえ:99人
分からない:21人
はい:8人

【まとめ】
ほとんどの人が、消しピン禁止に反対している。

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画像4

【人数】
使う人:84人
分からない:30人
作る人:13人
先生:1人

【まとめ】
ほとんどの人が、文房具を正しい使い方を決めるのは、先生ではないと言っている。
最も多いのは、使う人だった。

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画像5

【人数】
はい:103人
分からない:18人
いいえ:7人

【まとめ】
ほとんどの人が、物の使い方は限定しない方がいいと言っている。

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画像6

【人数】
いいえ:117人
分からない:8人
はい:3人

【まとめ】
ほとんどの人が、学校の休み時間に外遊びをしなくていいと言っている。

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画像7

【人数】
生徒:105人
分からない:14人
校長:5人
先生:4人
親:0人

【まとめ】
ほとんどの人が、学校の休み時間の過ごし方を決める権利があるのは、生徒だと言っている。

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画像8

【人数】
いいえ:90人
分からない:29人
はい:9人

【まとめ】
分からないを選んだ人を抜くと、99人になる。
その99人のうち、ほとんどの生徒がルールにもなく、迷惑もかけない事を注意するのはよくない、と言っている。

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【人数】
いいえ:115人
分からない:10人
はい:3人

【まとめ】
ほとんどの人が、人に迷惑がかからないことを禁止するルールは、先生だけで決めてはだめと言っている。

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 ⑩コメント、アドバイスがあれば書いてもらうと嬉しいです!!
76人からコメントやアドバイスをもらった。
コメントは個人的なメッセージがあるので、気になったところだけ考えられることに書きます。


【4】アンケート結果から考えられること

[1]消しピンについて

アンケートを答えてくれた人は、僕の学校にいるクラスメートや先生ではないが、僕のことを知っている人が多い。だから一般的な意見ではないかもしれないし、僕の学校の先生ではないひとがこう思っているといえるだけだ。これをわすれずに考えていく。

(1)文房具の正しい使い方は誰が決めるのか?

僕は、先生に「消しピンは文房具の正しい使い方ではないから、消しピンは禁止です」と言われた時に、「文房具の正しい使い方は誰が決めるのか?」という疑問を持った。

④のアンケート結果では、『ほとんどの人が、文房具の正しい使い方を決めるのは、先生ではないと言っている』ことが分かった。
使い方を決めるのは「使う人」という人の中には、アドバイスをくれた人がいた。

・割り箸で掃除をする
・台所のお皿の片付けにブックスタンドを使う
・マスキングテープは、元々色を塗る時に、色を付けたくない部分をおおうための物だった
・望遠鏡は、17世紀のメガネ屋さんが2つのレンズを何気なく合わせているうちに原理を発見したらしい

僕もそれを決めるのは、使う人だと考えていた。理由は、アンケートの最初の説明のところで、ドローンの話を出して書いた。

  例えば、ドローンは元々、軍事用として作られました。でも、今となると、ドローンレースや、アフリカなどではドローンで血液を運んだり、たくはい便をしているそうです。
ドローンを売る人の目的は、ドローンを買ってもらってお金を得ることなので、ドローンレースなどで使われることはwin(売る人)-win(買う人)-win(見る人や届けてもらう人)だと思います。
           〜消しピンアンケート 説明文より引用〜

⑤のアンケートでも、『ほとんどの人が、物の使い方は限定しない方がいい』と言っていることがわかった。

つまり、「文房具の正しい使い方でないから」という理由で消しピンを禁止するのは、正しくない可能性があると考えられる。

(2)消しピンは、危ないのか?

アンケートのコメントでは、ケガをしなければやっていいんじゃないか?という人が多かった。だから、消しピンはケガが起きるのかについて考えてみる。

僕は、消しピンは危なくないと思う。なぜかというと、僕の学校では消しピンでケガをした人はまだいない。しかも、アンケートの中では、文房具で遊べる学校の人たちがいた。

・僕の学校では、消しピンあり
・僕はペットボトル版でやっている
・私の子どもは定規のバージョンでやっていました

僕は、消しピンをできている人たちの学校では、ケガ人はほとんどいないんだと思う。なぜかというと、もしケガ人が出たら禁止すると思うからだ。

そして、体育などでは、なわとびやとび箱でケガをしている人はよくいる。なのに、体育が続いている。こういうのが許されているのに、なぜ消しピンだけ禁止にしてしまうのかと思う。

つまり、消しピンは禁止するほど、危なくないと思う。

(3)消しピンはみんなが好きな遊びなのか?

僕は、②の質問で消しピンが好きかどうか聞いてみた。すると、やったことない人が半分近くいた。このやったことない人を抜くと、ほとんどの人は「消しピンを好き」と言っていた。

このことから、僕は先生や消しピンを嫌いな人も一度やってみると好きになるかもしれないと思った。だから、休み時間にみんなで消しピンをやってみた方が良いと思う。それから、消しピンを禁止にするのか話し合った方が良いと思う。


(4)消しピンはかけ事につながるのか?

消しピンが、かけ事につながると先生が考えているのでは?と教えてくれた人がいた。僕は賭け事の意味がわかんなかったから、調べてみた。

金品を賭けて争う勝負事。かけ。ギャンブル。
〜Weblio辞書から引用〜
https://www.weblio.jp/content/賭け事

僕の学校の消しピンは、勝っても何ももらわないことと、勝ち負けを楽しんでいるだけだから、かけごとにならないと思う。もし、消しピンをかけごとだと言うのなら、給食のあまりをもらうためのジャンケンの方がかけごとになると思う。

つまり、僕の学校の消しピンはかけ事につながらないと思う。


[2]学校のルールについて

(1)学校のルールは誰のために、何の為にあるのか?

僕は学校のルールは、なぜあるのかというと、
・だれかにぼうりょくなどされた人を守るため
・悪い事がおこらないため
にあると思う。

本当は、学校のルールは、
・だれのためかと言うと、生徒のため。
・何のためかというと、楽しく勉強して友達を作るため。
にルールは、あるべきだと思う。

僕は、この時に『子どもの権利条約』の勉強をした。
子どもの権利条約とは、①命が守られ成長できること、②子どもにとって最も良いこと、③意見を発表し参加できること、④差別のないこと、が大人が子どもにするべきだ、と言っている。1994年に日本は、この『子どもの権利条約』に参加していることが分かった。この中に、意見を発表し参加する権利があるから、僕は消しピンの話し合いに参加することができるはずだと思った。


(2)先生と生徒の立場の違いについて

それぞれの立場によって大事にしていることは、何なのかを考えてみることを教えてくれた人がいた。だから、考えてみた。

先生の立場は、生徒をぼうりょく、いじめ、貧困、無教育、不健康、悪い情報から守る責任がある。でもそれと同時に、僕の学校のホームページを見ると、主体性、多様性、協働性を大事にすると書いてある。

生徒の立場、僕は、友達と遊びたい、好きな先生と遊びたい、ドッチボールをしたい、委員会やクラブなどの活動をしたくて学校に行っている。


(3)休み時間に何をするのか?

僕は、「休み時間は、好きにすればいい」と思う。なぜなら、外遊び以外にもやりたいことがある人がいるからだ。休み時間は、休み時間という名前がある。なのに、学校の休み時間は、休み時間ではなく、外遊び時間になってしまっている。休み時間の目的は、みんなで遊んだり、悪くない程度で自分が好きな風に生活することで、2時間の授業の疲れをとるべきだと思う。だから、アンケートで聞いてみた。

⑥のアンケートでは、『ほとんどの人が、学校の休み時間に外遊びをしなくていいと言っている』ことが分かった。また、⑦のアンケートでは『ほとんどの人が、学校の休み時間の過ごし方を決める権利があるのは、生徒だと言っている』ことが分かった。このことから、休み時間は悪くない程度で生徒が過ごし方を自分で決めていいということだと思う。

そして、③のアンケートでは、『ほとんどの人が、休み時間の消しピン禁止に反対している』ということが分かった。

だから、休み時間に外遊びをしなくてもいいと思う。


(4)迷惑がかからない事をルールにしても良いのか?

⑧のアンケート結果では『分からないを選択した人を抜いた、ほとんどの人が、生徒がルールにもなく、迷惑もかけない事を注意するのはよくない』と言っていることが分かった。ただ、この質問には、複数選択をしたかったと答える人や、本当に迷惑がかかっていないのかを心配する人たちがいた。だから、この質問は僕が聞きたかったことを正確に聞けたかはわからない。

⑨のアンケートでは、『ほとんどの人が、人に迷惑がかからないことを禁止するルールは、先生だけで決めてはだめと言っている』ということがわかった。
ただ、この質問も、本当に人に迷惑がかかっていないのか?を確かめて欲しい、というコメントがあった。

だから、迷惑がかかっていないかを確かめる必要はあるのだと思った。ただ、もし迷惑がかかっていたとしたとしても、すぐに怒ったり禁止にする必要はないと思う。ちゃんと迷惑がかからないことで、できる遊びの形を探せばいいと思う。

つまり、困った時には自分で考えて、その後にみんなで話して解決するのがいいと思う。


【5】おわりに

今回アンケートをしてみて、アンケートを作るのは大変だと感じた。特に、問題の順番を決めるのが大変だった。僕が休み時間に楽しく消しピンをやるために、必要な情報を考えた。それは、消しピン自体について、休み時間の過ごし方について、注意についてだ。

アンケートをしてみて、なぜ消しピンを駄目なのかまでは分からなかったけれど、消しピンをやってもいいという人がいっぱいいる事と、消しピンをやっている学校があることを知れた。僕の学校には味方がいかなかったけれど、世の中には僕と同じ考え方をしてる人がいることがわかった。

アンケートに回答してくれた人、広めてくれた人たち、本当にありがとうございました!!!!

この結果をいいと思ったら使ってみて下さい。


ただ僕の学校では消しピンについて、アンケートをやってるときに何回か状況が変わりました。だから次の記事で、そのことについてまとめます。

↑これがその次の記事です。

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アンケート作ってるほあきー。


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