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ドイツサッカー

今ドイツに滞在して八年が経って、来てからずっとドイツでサッカーをしているのだけれども、未だにドイツのサッカーが合わないとか全然あるなと思った。
来たのはユース年代からだったけど、その時は大した日本サッカーとの違いは分からなかったけど、大人のチームに入ってからは、違いが顕著に表れるな、と思った。
例えば練習に対しての意識の違いとか。
ドイツは特にアマチュアのチームだと練習に対してはそこまで熱量がないように感じる。
監督は練習でも100%出すことを求めるが、選手たちはそれにこたえようとしない時がたまにある。
ただ、チームの調子が良かったり、順位が上のチームは練習への取り組み方が周りとは少し違う印象。出席率も高いし何より真剣で楽しそうで雰囲気がとてもいい。
練習内でも違いは沢山ある。練習時間。
ドイツは長くても二時間やって切り上げて、みんな家に帰る。
だから一つの練習の密度が濃くなるし、それについていかないといけない。
だからたまに練習量がすくなくても、チームで怪我人が多発したりもする。
(普段の練習さぼりすぎてケガするパターンも全然あるけど)
だから一回約一時間半、週三回の練習でも割と体はハードにこたえる。

他にも監督と選手の距離感も違うのかなって思う。
なんかドイツの監督は選手と親しく距離も近い感じがする。
一緒に練習後にビール飲んだり、下の名前呼び捨てで読んだり、冗談言ってからかったり。
もちろんリスペクトを持って接するがリスペクトをしすぎない所が外国らしいと思った。
自分の意見はハッキリ言うし、分からないことがあったら聞く。
それが出来ないと、プレーでチームに貢献できてない状況だと、どんどんチームに利用されてくだけだし居場所もなくなる。
サッカー以外の場面でもドイツでは自己主張をしないと埋もれて行ってしまう。

ドイツに来てから色々文化の違いや言語に戸惑うけどこういった経験は海外に来た人でないと味わえないし、そこはドイツに来れてよかったと思う。

もし今後ドイツにサッカーしに来たい人とかに参考になると嬉しいかもです。

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