頬に触れて
好きな人と、初めて2人でお出かけをした日の記録。
公開できる内容か、あれこれと考えているうちにすっかり日が経ってしまった。
結論から言うと、お酒を飲みすぎてやらかしてしまったお話です(汗)
でも人生って意外となんとかなるものだよね。
今までは、仕事終わりに飲みに行ったり、カラオケに行ったりすることしかなかったのだけれど
休みが被ったのでお出かけすることになった。
どこで何をするか、詳細がほとんど決まっていなかった前日。
お仕事終わりに作戦会議。
この時点ですでに楽しい、、
ある程度の場所、時間、やることを決めてこの日は解散。
そして当日。
気になっていた台湾料理屋さんへ。
少しだけ並んだけれど、想定内。
店員さんの接客がとても丁寧で、2人して感動してしまった、、
そしてお昼から飲むビールは最高!
ルーロー飯と水餃子のセット。
ルーロー飯はお肉はもちろん、卵がとてもおいしかった…!大好きな半熟具合と、ほんのり味付けがしてあってこれだけでご飯が食べられそう。
水餃子は皮がもちもちで、つけて食べるタレが最高に美味しい!
(もはや麦酒日記になっている)
彼といると、途切れることのない会話。
わたしは周囲にアンテナを張っているタイプで気になったことをなんでも口にしてしまうのだけれど
彼もわたしを上回る勢いでなんでも口にするので会話が渋滞する(笑)
''ほんと、こうやってすぐ喋り過ぎちゃうから良くないんだよね''
''全部拾わなくてもいいんですよね?なら良いんじゃないですか?''
''何言ってんの、だめだよ。全部拾ってくれないと''
''え、だるい!それは無理''
だるいと言ったものの、彼の会話は無理しなくても拾えるものばかりなので苦労はしていない。
その後、お互いの好きな古着屋さんやセレクトショップ巡り〜
わたしもそれなりにこの街の古着屋さんやセレクトショップは見てきたつもりだったけれど
彼はやっぱりわたしよりも知識が多くて
知らないお店に連れて行ってくれた。
そういうところがとても好き。
''葉っぱがかわいい''
彼はデジカメを、わたしはフィルムカメラを持っていたので気になったものを写真に撮った。
お互いの写真を撮り合って、こんなことしちゃっていいのかしら?とそわそわしてしまった。
今までの経験上、男性は本命じゃない相手から写真を撮られるのを嫌がるものだと思っていたから、拍子抜け。
撮られても嫌じゃないんだね。
2人で並んで歩くと時々肩や手が触れ合う。
指と指が触れ合うと
''うわっ暑い''
と嫌がる彼。(極度の暑がり)
''嫌がり過ぎ!''
わざと熱のこもった手で彼の腕を掴む。
小学生のようなじゃれあいが楽しく感じてしまうのは、彼のことが好きだからなんだろうな〜
まったりお散歩をしながらお店を巡り、カラオケへ向かう🎤(彼とは3回目のカラオケ、お互い歌うのが好きすぎる)
スーパーでお互いに食べたいものとお酒を買って行った。
''ワイン2本はさすがに重い''
''袋半分ずつ持ちますか?''
''それは仲良しすぎでしょ(笑)''
結局彼がずっと荷物を持ってくれた(ありがと)
1Lのワインなんてなかなか見ないよねぇ、、(わたしのnoteを読んでくださっている方に、とんだ酒豪だと思われてしまいそうですが、そんなことはないのです、、)
今日は、好きと伝えよう
と心に決めていたから緊張していたけれど
だんだん酔いも回り、いつも通り楽しくなってきた。
やっぱり彼の歌う''マカロニえんぴつ''が好きだな〜
2人で''幸せやそれに似たもの''を熱唱。
この曲が大好きで、彼にもおすすめしたらハマってくれたみたい。
帰りの時間が近づく頃には、わたしはそれなりに酔っ払いだった。
''帰りたくない〜''
とお決まりの駄々っ子を発揮してしまい
結局、一駅分のお散歩をすることに。
酔った勢いで作戦実行。
''わたし、○○さんのこと好きだよ〜〜''
''はい〜知ってる知ってる〜''
彼はわたしの告白(?)をあしらったけれど、嫌ではなさそうだった。
隣の駅に到着。
電車を待つため、ホームのベンチに座る。
その間も
''○○さん好きだよ〜〜''と言葉でたくさん伝えたし、ぺたぺた触ってみたりした。
彼は終始、''はいはい''という態度。
その時が1番酔っ払っていて、記憶がふわりとしているけれど
彼が手のひらでわたしの頬に触れたのは覚えている。
そして、わたしは何を思ったのか
彼の頬に口付けをしてしまったらしい。やらかしている。
少し汗ばんで冷たくなった彼の頬に触れた感覚が唇に残る。
その瞬間に意識がハッと戻って、帰らなければ!と思った。
彼の帰路とは反対方向だったので、ホームに流れてきた電車に飛び乗って解散(やり逃げ女です)
しばらくすると彼から
''寝過ごさないでね!''と連絡がくる。
最寄駅に着いたタイミングで彼から電話がかかってきた。
電話でも、たくさん好きと伝えた。
''○○さん好きだよ〜''
''もう、おはよ〜みたいなテンションになっちゃってるじゃん(笑)''
今すぐ付き合える関係ではないので、どうにかなりたいわけではないけれど
ただ、好きという気持ちを伝えたいと思っていた日。
結果的には気持ちが溢れすぎて、色々とやらかしてしまった。
でも彼が嫌そうではなかったのが救い、、
酔っ払いの戯言だと思われていそうだけれど、わたしの気持ちが少しは伝わっているかな?
翌々日、職場で会った時。
''なんか、普通に仕事してるの面白いね(笑)''
と笑ってくれる彼。
あんな泥酔姿を見ても尚、楽しそうに笑ってくれるなんて寛容すぎるよ、、、
休憩が被ったので、お散歩に出る。
''わたしに好かれるなんて、贅沢ですね!って言われたよー''
''え?!そんなこと言ってました?恥ずかしい、、''
''恥ずかしい、と思う人間があそこまで酔っ払うかね?(笑)''
また笑ってくれる、いつもと変わらない彼。
でも、歩く時の距離が少しだけ近くなった気がして、心がほくほくした。
これはもう1ヶ月ほど前のお話。
お恥ずかしながら、いい歳をしてお酒に飲まれております、、
(多分、彼が寛容だから許されている、、)
でも、わたしは気を遣わず、ありのままを見せて、それで嫌われたら仕方ないよね〜自己責任!と思って彼に接しているので
これでいいんだ〜〜
今も彼とは日々、仲良く楽しく過ごしています。
それから、もう一度2人で遊ぶ機会があり、今月末もまた遊ぶ予定。
初めて過ごす夏
思いっきり楽しむよ〜〜!
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