またひとつ恋をする
なんだか好きな人が冷たくて
''冷たくないですか!なんで!''
''元気ない?疲れてます?''
と聞いても
''そんなことないよー''
しか言われず(そりゃそうよね)
LINEも珍しく既読無視。
思い当たることはあまりない。
強いて言うなら、その前日19時頃に彼からLINEが来ていたけれど
あまりにも疲れていて早く寝たかったので朝まで返さなかったこと。
そんなことで気分を害すような人じゃないよね、、と思いつつ2日くらいモヤモヤしていた。
仕事終わり、買い物を終えて家に着く頃、彼から連絡がきた。(この日彼はお休み)
''無意識だったんだけど塩対応してすみませんでした、疲れてました🙇♂️''
友達と飲んでいる途中で連絡をくれたらしい。
(''もしかしてわたしの話をしてたのかな?え?かわいくない?''
と都合よく捉えて浮かれてみるなど、、)
こうやって、気まずくなった時もそのままにしない人なんだな〜
近しい関係にならなければ、知ることができない彼の一面を垣間見られた気がした。
わたしは''なんでもない''とか、話し合わずになんとなく仲直りする感じがとても苦手なので
彼の対応は完璧だった。
また彼に恋をした。
あの日の彼は、明らかにいつもと違う様子で
元気がないのか、わたしに対して何か怒ってるのか色々想像してしまった。
こういう時、もう少し心が強ければ
不安になることもないのかな〜と思うけれど
やっぱりまだまだ不安になって
落ち込んでしまうよね。
でも、今までとは少しずつ変わっている感覚もある。
これで嫌われたら仕方ない!と思えるくらい自分に嘘をつかず、無理をせず接しているし
嫌われることはないよね、と自信が持てるくらいには彼からの愛(に似たもの)を感じとっている。
付き合ってもいないのに、不安になったり、嫉妬をしたり、できれば持ちたくない感情が顔を出す。
でも、その感情に押しつぶされる前に彼は必ず手を差し伸べてくれる。
友人からは''その男は思わせぶりだ''と非難されてしまうのだけど(汗)
何を信じるかは自分が決めるべきで、信じると決めたのは自分だということを忘れないでいること。
それに尽きる、とわたしは思う。
だから、この恋に関しては悩みや不安を感じたとしても友人には話さないと決めている。
優しい友人たちは、わたしの味方をしてくれてしまうだろうから。
そのエネルギーを奪わないようにしたい。
(実際、あまり悩んだり不安は感じていない。それくらい彼は楽しませてくれているのよ〜◎)
どんな結果になろうと、わたしは大丈夫だから
あの時より苦しくて悲しい気持ちになることはないから
安心してね友人たち〜〜!
彼からの連絡で始まったLINEも、気がつけば話題が3つ4つと増えていて、
いつもの彼だ〜!と安心。
テンポ良く会話を続けていたけれど
翌朝早起きだったので途中で寝てしまった。
朝、LINEを見ると不在着信の履歴。
最近一緒に飲んだ帰りは、彼が駅から家まで歩くときに電話をするのがお決まりになっている。
''帰路でした、お気になさらず''
うわぁぁなんで寝たわたし!
わたしが返信してから2分後くらいに来ていた着信。
でも寝る時は機内モードにしているので気づけなかった( ; ; )
タイミングの悪さに頭を抱える。
''寝てました、話したかったな''
''いやいや、夜分にごめんね''
彼はいつも腰が低い(社歴だと10年も違う大先輩)
その日職場で会った彼は、いつも通りの陽だまりのような目をしていた。
''hnさんってまめだよね''
''ん?なんでですか?''
''LINEであんなに話題がたくさん出ても、ちゃんとひとつひとつ返してくるよね。大雑把な性格だと思ってたから意外だな〜と思って。苦じゃないの?''
''え?全然苦じゃないですよ!こう見えてまめなんですよ〜わたし!''
''うん、意外だった''
''それは高ポイントですか?''
''うん、そうだね''
本当は、彼とのLINEだから苦じゃないだけなのだけどね。
姉や友人のLINEは1週間返せなかったりします、、
''そういえば俺、最後の一つ返し忘れてるよね?''
そんなことを気にするあたり、あなたも相当まめだよ。
''昨日行ったお店めちゃくちゃ美味しかったよ''
''南スーダン(バスケの話)めちゃくちゃ強い!''
何気ない話をたくさんしてくれるのが嬉しい。
彼と話せることが今のわたしにとってはこの上ない幸せで、愛おしくて、守りたい時間。
''明日からしばらくシフト被らないんだよね?''
わたしのシフト見てるじゃん、、、(好)
彼も紛れもなく、わたしと過ごす時間を楽しんでくれていると感じる。
この時間があたたかく、永く続けばいいな。
8月は過去一番でシフトが被っていなかった、、
1週間まるまる被っていない週も( ; ; )
会えない時間は退屈だな〜〜
でも、その時間は自分磨きに充てようと心に決めた。
会うたびに可愛くなっているわたしでいるんだ〜!
8月も、自分が信じると決めたことを信じて
わたしは彼に恋をする。
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