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愛に似たあれこれ

また拾い集めたくなってしまった、愛と呼びたくなるあれこれを。


休憩が被った時。
''外暑いかな〜''と分かりやすくわたしにきっかけを与えてくるところ。

''お散歩しますか?''

一緒にバックヤードを出たのに、彼は他の人に声をかけたりしていて
少し待ってみたけれど、どうしたら良いかわからなかったので1人で外に出てベンチで本を読んだ。

ふとスマホを見ると
''どこ行った?笑''
とメッセージが。

あら、一緒に行く気あったんだ。
''○○いますー''とだけ伝えて数分後、彼がやってきた。

ちゃんと来るんだね。

30分という限られた時間を、わたしと過ごそうとしてくれることがとても愛だと思う。


''今日お弁当?''

''違います、準備したのに忘れちゃったんですよ〜( ;  ; )''

''多分休憩被るから、お昼食べに行こうよ''

彼から明確にお誘いを受けたのは初めてなのではないか?と思うくらい稀なことで、一瞬固まってしまった。

お弁当を忘れた朝のわたしを褒めた。

美味しいフレンチトーストとカフェラテをご馳走してもらいました。

''あの店員さんさ、乃木坂の子に似てる''

彼は生粋の乃木坂オタク。
(わたしにはさっぱりわからない)

''ほぇーー''
とあからさまに棒読みの相槌を打って、フレンチトーストを食べるというボケをすると

''おい、無視してフレンチトースト食べてるんじゃないよ。人の金だぞ!''
としっかり突っ込んでくれるところ。

彼とは、見ている視点が近く、頭の回転も近いのでどちらかがボケると、相手がつっこむというお笑いコンビシステムが完成していて非常に楽しい。


''あの髪の毛の結び方は、普段下ろしてる感じの結び方だよね''

''きもい、、''

''(笑)''

これを言ったら嫌われるかな?という不安を、微塵も感じさせないところ。

これは彼からの愛というより、わたしたちの関係性が愛おしいのかもしれないね。
彼なら大丈夫、そう思える。

彼の器が大きく、わたしに対してそれなりに好感を抱いてくれていることと
わたしが''彼に対してはここまでやりきる''とある程度の覚悟を決めているからだろう。

彼に対しては妥協をしたくない。
''自分を曝け出せなかった''という後悔を残したくない。


''今日絶対残業だよー飲み会間に合わない''

''今日は誰とでしたっけ?''

''この前話した友達!''

(彼からは何度か友達の話をされているし、写真なども見せられている)

''あ〜!いいですね〜わたしも何か予定がないと後半頑張れない、、''

''くる?''

自分が1番仲の良い友達に、会わせてもいいと思ってくれているところ。

なんだかんだ、この日は唐突だったので飲み会には参加しなかったけれど
''後日ちゃんと予定組もう''という話になった。

彼は何気なく''いつか''とか''また''と言う。

秋に始まるBリーグの試合も、''予定が合えば行こうね''と。

なんとなく、''終わりのない関係''を想定していることが伺えて寂しくもある。
でも、彼の少し先の未来にいられるのは愛。


先日、かわいらしい素敵な記事を拝見して
わたしも''好き''と伝えてみようと思ったんだ。

どうこうなりたいわけじゃない
(それはもちろん彼と恋人になる未来があれば幸せなことだけれど)

ただ、好きだから好きと言いたくなる時があるね。

仕事は乗り切った。
明日は彼と1日遊べる日。
きっとお酒を飲むだろうから、酔ったふりをして好きと伝えてみようかな。

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