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子どもとおうちでできる けんちく工作 day01 お家をつくろう!


今日はお家で何しよう?
お家にあるもので自分の身の回りのお家や街をつくったり、お家の中を探検してみよう!

子ども一人で、または大人といっしょにできる、建築や街に関する工作やヒントを公開しています。
年齢は問いません。年齢別にオススメのやり方をご提案します。

けんちく工作アトリエは、ふだんはフランス・パリの幼稚園で開催しています。くわしくはday00に書いたので、ぜひ読んでみてください

さっそく、今日はお家をつくってみよう!

今日は・・・【お家をつくろう!】

家にいる時間が長くなったから、まずは身近なお家をつくってみよう!
これが作れるようになると、建物の基本がつくれるようになるので、他の建物も作れるようになるよ。
所要時間は約1時間。

用意するもの

・ダウンロードした型紙
・A4サイズの画用紙ぐらいの厚さの色紙 2枚
   家本体と屋根になるので2色別のものを用意しよう。
   色の組み合わせも考えよう!
・はさみまたはカッター
・のり
・テープ
・定規(型紙が印刷できなかったら)

つくり方

1)ダウンロードと印刷
お家にプリンターがあったら、下から家の本体と屋根の型紙をダウンロードして、用意した少し厚いA4の紙に直接印刷しよう。厚紙の印刷の仕方はお家のプリンターを確認してね。


お家にプリンターがなくても大丈夫、下の図面をダウンロードして、定規を使って紙に書き写そう。


2)切る
家の本体と屋根の型紙を線にそってはさみで切りとろう。
(家にあるのが赤とオレンジの紙だったけど、意外といい組み合わせかも!)

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3)折る
点線にそって折ろう。しっかりと折るのがきれいにできるポイント!
できたら、線が内側になるように折ると線が外から見えなくてきれいだよ。
むずかしかったら外側に折る方法でも大丈夫!

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4)のりとテープで貼る
まずは折った紙が、どうやって四角い立体になるか確認してみよう。
確認できたら、点がたくさん描いてある面にのりをつけよう、つけたら貼り合せよう。ここからがちょっとむずかしいところ!でもちょっとむずかしいくらいがちょうどいいよね。ゆっくりやってみよう。最後に貼るところはむずかしいから、テープも使ってみよう。
家本体と屋根を貼りあわせよう。テープを貼ったところを後ろや下にすると、テープが見えなくてきれいにできあがるよ。

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5)窓やドアを貼る
のりを乾かしている間に、2)を切りとった時に余った紙から窓とドアの形を切りとろう。ドアはどんな形?窓はどんな形が好き?四角でも丸でも三角でもいいね!家本体のあまり紙でつくると、屋根の色とそろってきれいに見えるよ。位置はどこがいいかな?貼る前によく観察してみよう。

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年齢別つくり方と目標

〜2歳   保護者の方が横でつくって見せてあげましょう。
2〜4歳  家自体は保護者の方がつくり、窓やドアを切って貼るところを自分でやってみましょう。
4〜6歳  本体を切り取るのは保護者が、折るのは自分で挑戦。余った紙で窓やドアを切り取り、のりで貼るのも自分でやってみましょう。
7歳〜   本体を切り取るところからぜんぶ自分でやってみましょう。線を内側にして折ってみましょう。

このプロジェクトでできること

・切る、折る、貼るなどの基本的な作業の訓練
・2次元の紙から3次元の立体をつくる空間把握能力を身につける
・プロポーション(つりあい、バランス)を考える力を鍛える

もっとやってみよう

・二つ重ねると2階建て。3階建てもいいかも?
・横に並べるとお家が大きくなるよ。お家の出入り口は普通は一つだから、どこにドアをつけるか考えてみよう。
・寒いところに住んでいたら暖炉が必要かも?どうやったら屋根に煙突がつけられるか考えてみよう!

明日は・・・

明日は自分のお家の中を探検・・・何を発見できるかな?


保護者の方へ
思ったようにつくれましたか?ちょっとむずかしかったでしょうか?
パリの幼稚園でも5歳の子どもたちは「できなーい」と言いながら、それでも最後はできるようになって、2つ3つとつくっていました。失敗してもなんでも挑戦。ちょっとむずかしいくらいがいいですね。


※内容や資料の無断引用や転載はお断りしております。

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