子どもとおうちでできる けんちく工作 day25 アパルトマンをつくろう!その3
今日はお家で何しよう?
お家にあるもので自分の身の回りのお家や街をつくったり、お家の中を探検してみよう!
子ども一人で、または大人といっしょにできる、建築や街に関する工作やヒントを公開しています。
年齢は問いません。年齢別にオススメのやり方をご提案します。
今日は、アパルトマンをつくろう!その3。
けんちく工作アトリエについては、詳しくはこちら。
今日は・・・【アパルトマンをつくろう!その3】
一昨日と昨日で図面をつくったよ。図面ができると、工事がはじめられる!建物をたてる人になったつもりで、図面の大きさにあわせて、部屋をつくってみよう!
用意するもの
・一昨日つくった平面図と昨日つくった立面図
・図面の大きさより大きいすこしあつい紙(画用紙やはがきのあつさくらいがいいよ)
色紙でも、白い紙でもOK!お部屋の色と同じものがあればベスト!
・土台用の段ボール 平面図より大きいものを用意しよう
・はさみかカッター
・テープ
・のり
つくり方
1)図面を用意しよう
一昨日と昨日つくった図面を用意しよう。せっかくつくった図面だから、お家やコンビニでコピーして、図面は大切にとっておいて、コピーしたものを使おう。
2)平面図にあわせてゆかを切りとろう
まず平面図から。紙に図面をのせて、はさみでかべ(黒いふとい線)にそって切りとろう。ゆかが切りとれるよ。
切るとこんなかんじ。すこしくらいずれても大丈夫!
3)土台に切りとったゆかをはろう
平面図をつかって切りとった紙を、用意した土台の段ボールにはろう。真ん中にはろう。
4)展開図にあわせてかべを切ろう
かべを切るときはちょっとコツがいるよ!ゆかを切った時とおなじように紙に展開図をのせて、はさみで切りとるんだけど、ゆかの方を1センチくらい長くしておこう。ゆかの線がどこかわかるようにペンで線をひいておこう。
次にまどを切りとろう。まどは紙の真ん中にあるからちょっと切りにくいね。カッターが使えたらカッターで、使えなかったらはさみで切ろう。写真みたいにはじっこから切ってしまって、あとでうらからテープではろう。
こんなかんじで切れたよ。
ほかの3つのかべも同じようにつくろう。
5)かべを立てよう
4つのかべができたら、かべを立てていこう。1センチのこしたぶぶんを、外側におろう。
おったぶぶんにのりをつけて、まずはおくのかべから、土台にはったゆかにあわせてはろう。
次に、そのよこのかべを同じようにはろう。
はったら、外からテープではろう。
次に、そのむかい側にあるかべを立てよう。3つのかべが立ったね!
4つ目のかべは立てないでおこう。(明日やることのために!)
年齢別つくり方と目標
〜6歳 保護者の方が横でつくって一緒にやってみせてあげましょう。
7〜9歳 保護者の方がガイドしながら子ども主体で進めましょう。
10歳〜 子どもだけでやってみましょう。
このプロジェクトでできること
・ 自分の身体性と空間の関係性を学ぶ
・ 切る、貼るなどの基本的な作業の訓練
・ 手順を理解し、組み立てていく力を養う
・ 2次元から3次元の展開を通して空間把握能力を育くむ
もっとやってみよう
・他の部屋も図面をかいてつくってみよう
・他の部屋もつくったら、つなげてみよう!
明日は・・・
明日は組み立てた部屋のための家具をつくろう!
保護者の方へ
自分の身近な部屋を自分で採寸し、図面をかき、組み立てて模型をつくるプロセスは時間がかかり大変ですが、やりがいがあり達成感のあるプロジェクトだと思います。少しくらい曲がったりずれていたりしても大丈夫。まずはひとつ、シンプルな部屋を選んではじめてみませんか?
※内容や資料の無断引用や転載はお断りしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?