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子どもとおうちでできる けんちく工作 day05 お家の中に建築をつくろう!


今日はお家で何しよう?
お家にあるもので自分の身の回りのお家や街をつくったり、お家の中を探検してみよう!

子ども一人で、または大人といっしょにできる、建築や街に関する工作やヒントを公開しています。
年齢は問いません。年齢別にオススメのやり方をご提案します。

今日は家の中にあるいつも使っているもので建築をつくってみよう!

けんちく工作アトリエについては、詳しくはこちら

今日は・・・【お家の中に建築をつくってみよう!】

昨日のテーマでは好きな建築を思い出してみたけど、その建築にはユニークな部分があったかな?
今日は家の中のすみからすみまで見わたして、思い出した建築をつくれそうな場所やものを探してみよう!

思い出した好きな建築でもいいし、ちょっと変わった建築を別に探してきてもOK。家の中にあるいすや手すりなどを建築にできないかな?その建築の気に入っている特徴を生かして建築をつくってみよう!

用意するもの

・厚紙など選んだ建築をつくるための材料
・はさみ
・のり
・テープ
など

つくり方

1)まずは家の中を探検してみよう!
家の中にあるおもしろい形のものからヒントを得てもいいし、思い出した建築がつくれそうな場所を探す方法でもOK!

2)つくってみよう
場所を決めたら、つくりたい建築の特徴をよく観察して、どうやったらその建築らしく見えるか考えよう。

例えとして、今回は、ポンピドゥーセンターをつくってみたよ。
ポンピドゥーセンターはフランス・パリにある現代美術館。ちょっと美術館とは思えないような見た目をしているよ。特徴的なのがカラフルなチューブ。それぞれ、設備(空気や電気、水)の流れを表していて、赤は人の流れ(階段、エスカレーター)を表わしているんだ。

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今回はその特徴的な建物の正面についている赤のチューブを、ラジエーター(暖かいオイルが流れて部屋を暖める暖房)にとりつけてポンピドゥーセンターをつくったよ。

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下の赤い部分はハガキくらいの厚さの厚紙で、チューブの部分はあまっているクリアファイルを切ってつくったよ。

その建築らしく見せるには、特徴を生かすことがとっても大事!少しくらい形がちがっても、その特徴が見てわかるようにつくってあれば大丈夫。

ヒント:
・高い建物だったら柱を使ってみよう
・ペットボトルなどリサイクルできる材料を使ってもいいね
・段ボールや新聞紙などを使って形をつくってもいいね

注意!
いつも使っているいすやテーブルなどの家具を使う場合は、家族のみんなが困らないように工夫してつくろう。

年齢別やり方と目標

〜2歳   保護者の方が横でつくって見せてあげましょう。
2〜4歳  何をつくるかは子どもと話しながら決め、できるところを子どもがつくり、保護者の方がサポートしましょう。
4歳〜6歳 基本的には子どもがつくり、保護者の方が手伝ってあげましょう。
7歳〜   子ども一人でつくってみましょう。

このプロジェクトでできること

・切る、折る、貼るなどの基本的な作業の訓練
・特徴を掴み、造形する力を養う
・ものを見立てて別のものに作り変える想像力を鍛える

もっとやってみよう

・材料にもこだわってみよう。できるだけ本物の建築と同じように見えるような材料を探してみよう。
・例でつくったポンピドゥーセンターは、実は特徴のチューブはボールが転がせるようになっているよ。つくろうと思っている建築の特徴で遊んだり、一工夫できないかも一緒に考えてみよう。

明日は・・・

明日は、いつも何気なく歩いている地面についてよく見てみよう。実はいろんな素材が使われていることに気がつくよ!

保護者の方へ

家の中のどんなものを見立てて建築をつくりましたか?思わぬところに目をつけたり、想像力に驚かされることもあったかもしれません。本物と似ていなくても大丈夫です。想像力を働かせることと、特徴を捉えるところがこのプロジェクトのポイントです!


※内容や資料の無断引用や転載はお断りしております。

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