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シネマテーブル by maeda penclub

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前田ペンクラブの映画鑑賞履歴を感想を添えてまとめています。
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2021年4月の記事一覧

『ステージ・マザー』(2020/カナダ)

『ステージ・マザー』(2020/カナダ)

まずはあらすじ。テキサス州に住む老夫婦の元に訃報が届く。縁を切って疎遠になっている息子が亡くなったのだ。

息子はLGBTであり家族と和解することが出来ずにサンフランシスコで暮らしていた。母であるメイベリンは葬式に行くべきだというが、父は息子の嗜好を恥じて勘当しているので行く必要はないといって意見は割れる。

納得できないメイベリンは夫の反対を押し切り、単身サンフランシスコの葬式へ出かける。

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『ドラゴン・タトゥーの女』(2012/アメリカ)

『ドラゴン・タトゥーの女』(2012/アメリカ)

9年近く勘違いしていたことがあります。「ダニエル・クレイグがパッケージを飾っていれば007シリーズに違いない」という思い込みでした。。

ということで本作もずっと『007 ドラゴン・タトゥーの女』だと9年間も思っていました。。
ドラゴンタトゥーの女がボンドガールでダニエル・クレイグがなんかやるんだろうなと思って『ドラゴン・タトゥーの女』を観たものだからさあ大変。

カッコいい女ハッカーがHONDA

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『ケンとカズ』(2016/日本)

『ケンとカズ』(2016/日本)

新人監督による低予算かつ熱量の高い映画です。ジャンルはいえばクライムですが、日本の闇社会に生きる若者の生き様系バイオレンス映画ですね。

まずはあらすじ。ジャケットに写っている二人がケンとカズなんですが、この二つは悪友で自動車修理工場を隠れ蓑して違法薬物の密売をやっているわけです。
ケンもカズも家庭の事情によりお金が必要なわけです。恋人の妊娠、痴呆症の親の介護など、金が必要なんですが、他に稼ぐ術が

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『市民ケーン』(1941/アメリカ)

『市民ケーン』(1941/アメリカ)

ちょっと大きいスーパーとか本屋さんに500円の名作映画DVDが売ってたりするじゃないですか。その中に『市民ケーン』もあるのでパッケージを見たことある人は多いのではないでしょうか。

名作とはいえわざわざ白黒映画を手にとって観ないと思いますね。私はとあるきっかけがあり観たのですが、初見だと特に面白くはなかったです。
なんだつまんねーなと終わってもよかったのですが、なぜこれが名作なのかを調べました。ち

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『ダ・ヴィンチ・コード』(2006/アメリカ)

『ダ・ヴィンチ・コード』(2006/アメリカ)

期待して見たのですが、頭良さそうなインテリ風サスペンスという印象。
インテリ系かサスペンス系のどっちかに振り切った方が面白いと思いました。

ルーブル美術館で館長が殺害される事件が発生。主人公の大学教授ラングドンは、暗号解読官ソフィーとともに暗号解読していくわけですが、そこでキリスト教の隠蔽されていた大いなる謎に迫っていく、、、という話です。

キリスト教のことをそこまで知らないので、驚愕の新説を

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