保育園探しは続くよどこまでも|博多幸福論#002
娘が関西で通っていた小規模保育園は、どの先生も本当に子どもたちのことをよく見てくれて、子どものやりたい気持ちを最大限尊重してくれる最高の園だった。
娘も先生たちが大好きで、歳の近い子たちとは仲良くケンカしたり、ラブラブしたり。粘土が上手、塗り絵が上達した、パズルが得意と褒められては照れながら誇らしげな顔をしていた日々。
そんな恵まれた保育園生活を送ってきた娘。
果たしてまた、この越してきたばかりの福岡で娘に合う園をみつけられるんだろうか。
いい園があったとして入所できるんだろうか。
待機児童は何人?
幼稚園は預かり保育してる?
家の前から園バスに乗せて、「いってらっしゃーい!」って言うの夢なんだよな。
とは言え、できれば本人が楽しんで行ける園がいいよなぁ、、
希望の条件は山ほどあるけど、そもそも空きはあるのか。
まずは市役所に相談へ。
なんと福岡市の保育園は申し込みの締め日が毎月1日、11日、22日。
審査の上入所可能となっても入所できるのは1ヶ月後!
申し込む前に必ず見学が必要!
知らずに文教地区に住んでしまったがために、保育園の数は多いが子どもの数も多い。空きはわずか。どの園がいいかなーなんて選ぶ権利はそもそもほぼ存在しないようだ。
困った。だよね。薄々気づいてたけど気づかないフリをしてたんだ。
新生活の時期なんてとっくに過ぎた5月も半ばに、簡単に保育園がみつかるわけないよね。。
市役所で保活事情を聞いて、さらに調べていくうちに、福岡はほとんどの幼稚園もかなり充実しているらしいことがわかった。
関西の我が家周辺には昔ながらの幼稚園しかなかった。
2年保育、週に3日は午前で終わり、預かり保育は一応あるものの毎日数人しか残らず、ほとんど“お母さんの息抜きに”的なふる〜い体制の幼稚園。
だから今まで幼稚園を選択肢に入れられなかったけど、たくさんの子が当たり前に預かり保育されている幼稚園ならアリかもしれない。。
少し希望が見えてきて、半月ぐらいはずっと娘といろんな幼稚園・保育園の見学に行った。
環境の変化からか娘は毎日ご機嫌ナナメだけど、見学に行った園ではとっってもいい子を演じるから不思議。
一番最後に行った幼稚園は徒歩で通うには少し遠い距離。
でも雰囲気は一番好きだった。
子どもたちがめちゃくちゃ自由に野放しにされてて楽しそう!
ここにうちの子も放ちたい!さぁ行って!
幼稚園には保育園のような待機期間がなく、入りたいと言えばすぐにでも通い始めることができるとのこと。
母子共に、気持ちは完全に最後に見学した幼稚園で決まった。
しかし、気持ちが決まったところで、市役所から保育園内定のご連絡。OMG…
幼稚園の預かり保育が充実しているとはいえ、平日の延長保育の時間と土曜日の保育のあるなしはでかい。
ひたすら時短勤務していては、母の伸び代がずっと伸び代のままでしかいられない。
子どもはきっと、きっとどっちに行ってもお友達をつくって毎日楽しめる…はず。
くぅーっ!苦渋の決断。
悩みに悩んだ結果、私は保育園を選んだ。
見学に行ったある園で、「条件とか教育内容とかいろいろあるけど、通園は毎日のことだから絶対に近いところがいい」と言われた言葉もなんとなく頭に残っていた。
結局どの園も通ってみなければ見えないところはあるわけで。
きっと仲良くなれるお友達や大好きな先生ができるはず。
この選択を信じるしかない。
最初の1ヶ月ぐらい頑張れば、その生活に慣れてしまうはず。
子どもと学校のマッチングって難しいと思った。
本人の行きたい学校、物理的にもレベル的にも行ける学校、行きたくない学校、、これから学校問題色々あるんだろうなと思うと気が重い。
今は、あまり未来のことは考えず、まずは目の前の保育園に集中、集中…。
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