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香港書店めぐり。時々・・・

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流しの編集者。2018年より香港在住。趣味の街歩きを通して、香港の書店めぐりやロケ地探しを楽しんでいます。香港といえば、グルメにショッピング、そして金融都市のイメージが強いですが… もっと読む
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記事一覧

【九龍の書店】日本書蟲@深水埗

ディープな下町として知られる深水埗(サムスイポー)。九龍半島の商業の中心地・尖沙咀 (チ…

himi
2年前
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鳳凰木と『傾城の恋』

香港では春から夏にかけて、いろんな花が咲きます。その中でも、ひときわ艶やかで盛夏の入り口…

himi
2年前
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香港ロケ地めぐり〜「インファナル・アフェア」@沙田・昂坪

日本でも大ヒットを記録した香港映画「インファナル・アフェア(無間道)」。香港にいることだ…

himi
2年前
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【香港島の書店】打書釘@銅鑼湾

「打書釘」は中国語で「立ち読み」のこと。そんな名前の図書館兼本屋さんがあると聞き、行って…

himi
2年前
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【九龍の書店】油麻地書院@天后廟

ガイドブックでもよく紹介されている油麻地の天后廟。天后古廟を中心に観音楼社壇、書院、観音…

himi
3年前
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香港の独立書店が舞台になった小説〜陳浩基「二樓書店」

日本でも人気を博した香港ミステリー小説『13・67』。その作者である陳浩基氏の近作「二樓書店…

himi
3年前
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【九龍の書店】MUSE Art & Books@佐敦 その2

前回取り上げた「MUSE Art & Books」。その後、引き続き調べていたら、他の独立書店と異なる点があり、面白く感じられたので、再度、書くことにしました。 前回(その1)で書いた通り、「MUSE Art & Books」はアートスペース「MUSE」の一部。しかし、最初から現在の形ではなく、もともとは本棚が1つ置いてあるだけの、展示スペースでした。 「MUSE Art & Books」が生まれるきっかけは、建築家でありStage Hotelでブランディング戦略も担当し

【九龍の書店】MUSE Art & Books@佐敦 その1

香港の独立書店といえば、ビルの上層階にあるタイプが多いのですが、「MUSE Art & Books」は、…

himi
3年前
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【九龍の書店】貳參書房@油麻地

九龍サイドのメインストリート・ネイザンロード(彌敦道)。その道沿いの商業ビルに入居する貳…

himi
3年前
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香港ロケ地めぐり〜「淪落の人」@何文田

2019年公開の映画「淪落の人」(淪落人/STILL HUMAN)。半身不随となった中年男性と家政婦とし…

himi
3年前
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【新界の書店】Book B@荃灣

荃灣(Tsuen Wan)エリアの新しいランドマーク「The Mills/南豐紗廠」。1960〜70年代香港の繊…

himi
3年前
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香港・独立書店ツアーに参加しました〜香港島4店、九龍3店〜

もう1年近く前になりますが、コロナ第2波と第3波の合間の2020年5月17日、「独立書店ツアー…

himi
3年前
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【九龍の書店】夕拾x閒社@観塘

九龍の繁華街・旺角から東へ車で20分ほどのところにある観塘(Kwun Tong)。かつての香港の空…

himi
3年前
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香港ロケ地めぐり〜「ラブ・イズ・マネー」@上環・蛇王林

トニー・レオンとスー・チーのラブコメ映画「ラブ・イズ・マネー(有情飲水飽/Love Me, Love My Money)」。劇中、ドケチ社長役のトニーとスー・チーが最初に出会うのが、上環にある「蛇王林」です。2001年(ちょうど20年前)の映画なのですが、店内の雰囲気や店構えは現在とほぼ同じ!蛇箱の位置が変わったくらいでしょうか。 ↓10~15分あたりに登場↓ 奥にかけられている「蛇王林」の額は、清代・科挙に合格した挙人に書いてもらったそう(ネット情報) 蛇王林は1900