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旅のフォトアルバム〜中国・西安〜


タイトルと同名のハッシュタグを見つけて書きたくなったので、ひとつ投稿を。
ここ数日、ニュースで都市名を耳にすることが増え、懐かしく振り返ってみたくなったというのもある。

旅行したのは、もう4年ほど前。中国の古都・西安に行った時の思い出たちだ。
(最近の話題はロックダウンで、全然良いニュースではない。)

空港は毎回ワクワクする

事の発端は、会社の先輩と仕事帰りにご飯に行った帰り道、電車の駅に向かう途中、西安ツアーの広告を発見したところからだ。歴史好きの先輩が兵馬俑を見たいと言うのに乗っかり、申し込みを決めた。
乗っかってみたものの、それまで中国という国に一度も行ってみたいと思ったことがなかった。まさか、中国に行くとは。
日常生活でこんなにもMade in Chinaの製品を使っていて、今も昔も世界で存在感のある国であるのに、なんとなく敬遠していたというか、考えたことのない国であったので、ある意味いいきっかけになるのでは、と興味津々で向かった。

西安に到着し、空港からホテルへツアーバスに乗り込み車窓から見えたのは、近代的なネオン、激しい車通り、大きなビル群。
大都会であった。それまで中国に持っていたイメージを覚えていないが、思ってたのと違う!!!(いい意味)

高層ビルが建ち並ぶ


まず、ホテルが素晴らしすぎた。
グランドパークホテル西安というホテルだったが、西安の5つ星ホテルだそうだ。
夜に到着したので、なかなか良いスタートだ。

グランドパークホテル西安



翌日は、すっきりしない天気だった。10月中旬に行ったが結構冷える。っていうか毎日冴えない天気だった。

写真奥の雰囲気感じてほしい



しかし、ツアー行程は決まっている。いざ、西安の旅へ。
バスで郊外へ揺られ、到着したのは「秦始皇兵馬俑坑博物館」
駐車場が広い。駐車場から入口が遠い。中国スケール。


とにかく人が多い。さすが人口世界一。世界一感じる(薄)。
「混雑」の度合いが違う。
人を掻き分けて兵馬俑を観賞。
教科書そのままの景色が、目一杯に飛び込んできた。

これはほんの一部。人やばい。


西安は、かつての長安。
日本で710年に奈良に置かれたあの平城京が模倣したと言われる唐時代の都が長安である。
日本のルーツとも言える都市。そこに実際に赴いたことに感動して胸がいっぱいになった。

兵士はひとつひとつ表情や服飾、表情が異なっていて、2000年も前の人々がこれだけのものを作ったことへの驚きを感じた。
そしてこの土地は、普通の一般人の土地で、さらにまだまだ発掘作業が続いているという。そこを公開しちゃおうというのも中国っぽくていい。


続いて、秦の始皇帝陵。普通のでっかい公園(うっすい感想)。時間もなく回り切れず・・・残念。

見切れた左側が始皇帝陵
ここは全然人が居らず



大雁塔。寒すぎて記憶がない。

写真下手か



そして、兵馬俑と並ぶ今回のツアーの目玉、城門散策。
シルクロードのはじまりの地だ。
ここから、西へ続く道を進むとローマにつながり、かつて人々はここを行き来することで、文化や商業が発展していった。
なんと・・・・・・言葉にできない。

ここから全てが始まると思うと・・・・
城壁ですってよ、立派すぎ

しかも、それ、2000年前の話ね。
「2000年前の歴史が残せるのってすごくない?」と先輩が言っていた。
国土の狭い日本は、すべて上書きしていってんだなと思った。国土大事。
ま、観光名所は当時のものがそのまま残っているわけではなく大半が復元なんだけどね☆

果てしない・・・世界は広い



この旅中、食べたものの写真を全く撮っていない。何を食べたか覚えていないが、ご飯はあまりおいしくなかった。
現地のツアーガイドさんが、「中華料理と言っても地域差がある。西安は基本薄味。人々も古都のプライドがあり、落ち着いているので西安好きの日本人は多い」と言っていたが、西安の料理に関してはあまりにも味が薄すぎた。内陸だからか、よくわからない山菜なども多かった。
人々が落ち着いているかと言うのも、よくわからなかった。
観光名所は、各地から人が集まっているから騒々しい。



夜はツアーオプションで、大唐芙蓉園のライトアップを見に行った。とにかく華やかだった。
これでもかというくらいのライトアップで映えた。
雨で地面が濡れていたのもあり、きらめいて見えた。

全部光らせるのすごい
迫力×強さ=圧倒
水面に映った。雨の旅もよき。
発光してるんですか?なレベル




翌日は、市内観光。

日本で真言宗を開いた空海が修行したとされる青龍寺。
真言宗の大本山。
四国八十八箇所の第0番寺院。

八十八箇所、ひとつも行ったことないのに、0番の御朱印ゲット。なんと光栄な。


大明宮遺跡公園も。

主張が凄すぎて、わかりにくい


人の小ささから大きさを想像して頂きたい。

設計段階からスケールが違うなってのが分かる

西安旅行の数年後、平城宮跡にも行ったのですが、やはり長安を意識したというのがよくわかる。

平城宮跡もよいです。復元頑張ってほしい



陝西省歴史博物館にも行った。

行ったんだが、、、、
兵馬俑博物館の時も思ったのだけど、中国の博物館広すぎるのよ。1時間ほどの見学時間で全部見て回れるわけがない!!
おかげで何にも覚えてません!!!(開き直り)


唐歌舞ショーを観ながらディナーも。


この料理だけ撮影してた。

エビフライの上になにかが乗ってる




夜の西安。ただただ都会。

フレームに収まりきらない
城壁が街の中心かつシンボルなのが分かる
雰囲気ある建造物もライトアップ。昼と夜で違う。



夜の城壁散策もした。
ツアー内容に入ってなかったので、城壁入るのお金かかったけど、これはめちゃくちゃよかった。

赤い提灯?が妖艶です。
城壁の縁取りまでライトアップ
城壁内部も素敵


あと、たまたま旅行日程内に誕生日があり、ホテルがお祝いしてくれた。ありがたや~
めっちゃうれしかった。素敵なサプライズだった。

粋なサプライズ!



と、西安を満喫。

あまり大きな声では言えないが、帰国後一週間後、謎の咳と発熱が。
熱は数日で下がったが、喉の痛みがしばらく取れず。
喘息と診断されたが、今同じ症状が出ていたら…。
ドキッとするが何年も前の話だ。
それにiPhoneのPM2.5注意喚起アラームが毎日作動していたから絶対それだ。地震速報的なやつ。そんな機能あるの中国行って初めて知った。

あと、ポケモンGOが制限されてるのマジだった。

「百聞は一見に如かず」と言うが全くその通りだと思った。
建物ひとつとっても、日本と規模感が全然違う。空間の使い方や捉え方が違う。
それはアメリカやロシアにも言えることだと思うので、国土や人口の大きさに由来する感覚なのだと思った。
そういうのはやはり、実際に見てみなければ分からないことだと思った。
また、中国に関しては、ありとあらゆることをすべて国が管理するからこそ、大きなことができるというのも大いにあるんだなと言うのも感じた。
唐時代の文化や歴史を、時代が変わっても、残し続けているというのも凄い。
私が歩いたのは西安のほんの一部だけれど、観光名所から少し外れたところはまた違った雰囲気、人々、生活があると思うと、やはりまだまだ世界は広い。

20代のうちに、独身のうちに、また海外旅行に行きたい。
行ける日が来るだろうか。

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