『面倒臭い』をこなした先にあるもの〜後回しは心をむしばむ〜

「面倒臭い🦦」

一般的な人なら、1日に何回か頭に浮かぶ言葉なのではないでしょうか？

つい最近までは私も、この「面倒臭い」に心の中が支配されていました。

【過去の1日の思考のルーティン】

●面倒臭い⇨明日やろう
●あれやんなきゃなあ…⇨んまぁこれも明日
●あの提出物今やる時間あるけど、
　この好きなこと優先しないと人生勿体無い！

などなど。
様々な理由をつけては後回しにして、
その後回し貯金は膨大な量になっていきました。

現在24歳ですが、
中学3年生で選手コースまでやっていた水泳の道を諦め、その後23歳になるまでこの思考回路に支配されていました。

その結果、23歳になった時の私を待ち受けていた現実はどんなものだったでしょうか？？

。。。

資格もねぇ！スキルもねぇ！夢も希望もねぇ！
キラキラしている子が羨ましすぎて倒れそうな気持ちでいっぱい。
オシャレ・メイクの研究も大学生の頃から止まっていて、見た目は幼い。

当時付き合っていた彼氏にも、
何も持っていない自信のなさから自分の感情をぶつけまくる始末。

何も行動を起こせなかったから、
自分が何を考えているのかもわからなくなりました。

そして社会人1年目になると、
特に目標も持たず、お金が欲しい、という理由だけでMLAや様々な習い事、投資などにお金を費やしました。

たけど、
何も目標がなくただ「抜けてるところを直したい」「お金が欲しい」
だけだから、行動は続かない。
私に色々と教えてくれた人たちもいたのに、
結局たくさんの人たちの時間を奪った。

手取り・ボーナスも悪くない大企業に運良く入社できたのに、
気づけば2年目の最初までは貯金が常にゼロに近い状態で暮らしていました。

お金の余裕もないので、
さらに動く気力もなくなり、
なのに不足心から新しい行動をしようとして、消費を繰り返しました。

そして私は、
気づいたら金なし童顔後回し女へと化していたのです.......。

社会人2年目の夏、突然虚しくなりました。
スキルのため自分の時間や人の時間を奪い、学生時代までは褒められていた行動力もなくなり

ただ頑張りたいだけで、
10年以上結果も出せないことを繰り返していた現実にぶち当たりました。

。。。。。

後回しは、人生そのものを浪費するのです。

20代のうちに気付けて良かったと思います。

これに気づいてからは、

行動を無理やり変えました。

面倒臭いなぁ、、、がうかんでも、

「またあの時の何もない自分になりたいのか？」

「目の前の欲だけに振り回されてお金だけ先に払って、虚しくないのか？？」

そう自分に言い聞かせ続けて、
やっと後回し癖が改善してきました。

改善した結果、

●見たいものを心置きなく見れる心の余裕がてきた
●後ろめたさがないので顔が明るくなる
●周りからの信頼を得られた

いいことしかありませんでした。
デメリットと言ったら、動き出すその数分間だけの、無理やり動くことへのモヤモヤ心だけです。

もし後回しぐせで悩んでる方がこの記事を見ていたら伝えたいことは

この一瞬のモヤモヤのために、
人生の貴重な時間を棒に振らないで欲しいということです。

身の回りのことを後回しにするということは、

自分のことを後回しにしていることになります。

自分のことを後回しにするということは、

自分の可能性を潰すということです。

前倒しでできることをどんどんこなしていく

それが人生を豊かにする秘訣だと思います。

じゃあ、後回しはどんなときにつかえばいいのか？

何か新しいものを手に入れる時です。


お金を人並みにしかもっていない人などは欲しいものがあってもとりあえずは後回しでがまん。

既にあるものを存分に活用し切って、
その後にでも手に入れられるものなら、
自分の手に渡るべきものだったのだと気付けます。
手に入らなければ、いらなかったということです。

吟味するという日本語がありますよね。
後回しというよりは、吟味することのほうが非常に大切です。
私は何度も、吟味せずに失敗しました。

何も照準が定まっていない人こそ
目の前のことを最大の力を発揮してこなすことが、人生の豊かさに直結すると思います。

与えられたことを全力でこなしてこそ
次の興味というものがみつかるものです。

。。。。。。

ここまで「面倒臭い」から生まれる感情、
必殺「後回し」について書いてきましたが、

今これを書いている自分にも改めて言い聞かせているように思います。

後回しで自分の精神がどん底になりましたが、
その分そのデメリットを存分に味わい、知ることができました。

みなさんも、
人生の時間を大切にし、自分を本当の意味で大切にするためにも
後回しを少しずつ改善してみませんか？

🧠🧠🧠

おしまい