Takaya

ニュージーランドの南島、クライストチャーチ在住。 長女、長男、次男3人の子供の日々の出…

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ニュージーランドの南島、クライストチャーチ在住。 長女、長男、次男3人の子供の日々の出来事と、日常の話など。

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    長男の成長記録。 7歳から始めたラグビーの様子など。

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NZで家を買うー娘の進路希望により、学区の雁字搦めになる

春が過ぎ、夏が始まる頃になってもまだ家は買えていませんでした。 何度かDeadline saleにオファーしたものの、他の購入者に負けてしまって購入までたどり着けないでいました。 そこで当初の希望範囲から少しずつ範囲を広げて探していたのですが、ここに来て娘が高校の進学希望を、どうしても今の学区内の高校が良いと言い始めました。 理由は簡単、今の中学校の友達のほとんどが、学区内の高校に進学するからです。 人気校への進学 学区内の高校はマンモス校で設備も充実しており、留学生も多

    • 先輩親子の観光案内を引き受けた話

      ※このnoteは盛大な愚痴です。 家探しが始まり、更に父の余命宣告を知り気持ちが落ち着かなかった昨年の6月、高校時代の先輩から電話をもらいました。 この先輩とは部活の相談事などをいろいろと話したり、卒業後も常に近況報告をしあっている間柄。お互いの結婚相手を紹介したり、子供達を会わせたりしていましたし、とてもお世話になりました。 先輩のお子さんの話 コロナ渦もLINEで連絡を取り合っていたのですが、その中で先輩の上のお子さん(当時中学生)が不登校になっている事を知りまし

      • NZで家を買う-思ったよりずっと時間がかかる

        当初の希望では、秋~春の間に物件を探して決める、夏休みに引っ越しという予定で考えていました。 以前真冬に引っ越しをした際には、家族全員が風邪をひいてしまいかなり大変な思いをしたからです。 寒い時期の日照条件を確認したいという事もあるし、それぐらい期間があれば家は見つかるだろうという気持ちもありました。 しかし実際に探してみると、なかなか条件に合う物件が見つからない上に、オファーをしても家が買えないという状況が続きました。 私は忘れっぽい性格で、見た家もすぐに忘れてしまうんで

        • NZの中学校、ウィンタースポーツ事情

          娘が通う中学校では、冬が始まる前にウィンタースポーツの選択の受付が行われます。 普通の体育的な事は日常的に行われているのですが、それとは別に冬の特別授業のような感じです。 選択はスケートやトランポリンなど専用施設に移動して行われるものや、バスケなどの球技、ヨガなども選択できます。 大きな違いは有料か無料か。スケートなどの場合は、施設利用料や移動の為のバス代などを支払う必要があります。 バスケなどの競技スポーツも、この場合は大会などへの出場を目指すものではありません。 大会に出

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          NZで家を買うー見る目を養う

          2023年5月頃に物件探しを始め、Open home(家の内覧)に通うようになった時、私たちは不動産会社に勤めている知人に仲介を頼みました。 とは言え、基本的には見たい家を自分で探し、知人を通じて内覧予約を入れるという流れです。仲介業者を最初に入れるメリットは、内覧後にやってくるセールス電話を、全て仲介の方におまかせできるという点でしょうか。 Open homeに通い始めてすぐに、内覧後に「この家っていくらぐらいだと思う?」と聞かれるようになりました。 その家のCV(Cap

          NZで家を買うー見る目を養う

          娘13歳、ティーンネイジャーになりました

          今年で娘は13歳になりました。娘本人も「私は今年でティーンネイジャー」となんか張り切っていました。 今まで深く考えていなかったのですが、13歳から英語での数え方に「teen」が付くからティーンネイジャーなんですね。そう言われてみればそうだわ。 Intermediateは最終学年 2月にYear8に進級し、現地校ではIntermediate最終学年。2年しかないと早いです。5月に高校の見学会に参加し、入学申し込みも提出しました。 私は学区外の小規模校への進学も視野に入れてい

          娘13歳、ティーンネイジャーになりました

          NZで家を買うーいきなり始まる物件探し

          家を買うと言っても、自営業の場合、住宅ローンの審査の為に2年間の会計報告書が必要となります。もちろん黒字じゃないとダメです。 そんなわけで、家を買うと言う話が出てからも、しばらくは家で物件情報を見るだけの日々。 ところが、昨年私が子連れで日本に帰省していた頃、夫から「住宅ローンの審査が通ってしまった」という連絡がありました。 通ってしまった、というのは、本人としてはまだ借りる気はなかったのですが、普段利用している銀行に「住宅ローン借りれる?」と聞いたら、とんとん拍子で仮審査が

          NZで家を買うーいきなり始まる物件探し

          NZで家を買うー意見がすれ違っとる

          夫が家を買う為に動きたいと言い始めたのは2年前の事でした。夫は自営業なので、ホームローンの審査をパスする為にはいろいろと準備が必要です。 1年後に本格的に動きだす事を目標に切り出されたのですが、私はあまり乗り気ではありませんでした。 NZはどのエリアでも不動産の高騰が続いていていましたし、日本よりずっと安い価格で土地付き一戸建てが買えると言われていた時代ははるか昔の事。 私には、10年前より10年分劣化が進んだ家を、10年前の1.5倍の価格でなければ買えないという事実が理解し

          NZで家を買うー意見がすれ違っとる

          まさかの車中出産だった長男

          父の事で子どもたちにも不自由な思いをさせた夏休みでしたが、長男は10歳の誕生日を迎えました。 父からの最後の誕生日プレゼントとして受け取った腕時計を、とても大切にしてくれています。 そんな長男ですが、私達夫婦にとって2人目の子供であるにも関わらず、初めて幼児(長女)がいる状態で妊娠、出産。初めての男の子、初めて自宅で破水など、いろいろと初めてだらけでした。 つわりは長女の時よりひどかったのと、お腹が大きくなるのが早かった事。長女の時は出産間近でも6ヶ月目に間違えられるほどお

          まさかの車中出産だった長男

          父が亡くなってから

          日中に涙するという事はほとんどないのですが、遺影を直視する事がかなり少なく、自分の中できちんと向き合うという事がなかなかできないのかなと感じています。 一人暮らしが始まった母の事が心配ですが、近所の人とご飯会をしたり、少しずつ日常を取り戻しつつあるようです。 とは言え、家の中が静かすぎてかえってよく眠れないようで、春に親戚の家に遊びに行った時には、人の寝息を近くに聞いて久しぶりに安眠できたのだとか。そういう事を聞くと切なくなります。 分骨していただいた父の骨は、NZの自宅

          父が亡くなってから

          父はおしゃれな人だった

          私の実家はマンションなので、私が帰省している間多くのご近所さんが声をかけてくれました。 特にお隣さんには、父が臨終の際に立ち会って頂いたり、その後も母の体調を気遣ってくれたりとてもお世話になっています。 介護でお世話になっていた事務所にも、ご挨拶に行く事ができました。 父の様子を直接介護士さんから聞く事ができ、また母の様子を大変気遣ってくれて、本当にこの方たちに父をおまかせする事ができて良かったと思いました。 そして行く先々、会う人々が口を揃えて言うのが、「おしゃれな人だっ

          父はおしゃれな人だった

          親が亡くなった際にやらなければならなかった事いろいろ

          いわゆる遺品整理的な事だが、これを読んで「こういう事も必要なんだな」と思っていただければ幸いです。 インターネット契約者の変更 うちはインターネット契約が父になっていた為、契約者の変更を行いました。ネット契約+多チャンネル放送の契約もしていたのですが、母はあまりTVを観ないので多チャンネル放送の契約は解約、チューナーの返却をしました。ネット契約は、契約者の死亡を確認する書類の提出(戸籍謄本など)を求められるので、少し手間がかかります。あらゆる場面で、死亡診断書や戸籍謄本は

          親が亡くなった際にやらなければならなかった事いろいろ

          母と2人の時間

          思えば、こんなに長い時間を母と2人で過ごすのは初めての事です。 葬儀後、義姉に会う為に大阪に行ったのですが、その後阿倍野、通天閣方面まで足をのばしました。 母が義姉に挨拶したいという事だったので急遽一緒に行ったのですが、母は一種のハイ状態になっていたようで、ちょっと配慮に欠ける発言が多く、連れて行ったのは失敗だったかもと思いました。 義姉はハンドメイド作家をしているのですが、話の流れで今レジンにハマっている娘の為に、お土産にレジン用品を買いたいと話したところ、阿倍野にある大

          母と2人の時間

          親がAmazonのセールスになすがままになっていたという話

          もともとメールチェック、ネットで買い物などでパソコンを利用していた父でしたが、特にコロナ以降はネットショッピングの回数が増えていたようです。 これは生前、父が最後の骨折で寝たきりになってから一カ月ほど経った頃です。ベッドから自力で出られなくなってから、パソコンを一切触っていなかった(タブレットは使い慣れず、ほぼ母専用です)はずなのに、Amazonから品物が届くという事がありました。 もうお分かりと思いますが、定期購入便が到着したのです。 コロナ以降は生協を主に利用していた父

          親がAmazonのセールスになすがままになっていたという話

          年末年始は旅券事務所が休みになります。意外と長いので要注意です。

          今回の帰国で、パスポートの有効期限が3か月を切っていたわけですが、帰った直後はお通夜、お葬式と忙しくて申請に行く余裕まではありませんでした。一応、パスポート写真だけは撮影しておきました。 しかし、調べてみると旅券事務所は12月29日から1月3日までお休みだという事がわかりました。 パスポートの発券には、通常申請から7営業日が必要となりますが、この年末年始の休みは、営業日に含まれません。 さらに、私の場合発券後にビザの申請を行う事を考えると、あまりギリギリになって発券されても対

          年末年始は旅券事務所が休みになります。意外と長いので要注意です。

          棺に入れて良いもの、ダメなもの

          お通夜が始まる前、家の掃除をしていて、父が生前まとめてあった箱が見つかりました。中身は、知らせてほしい連絡先や、棺に入れてほしいものなどでした。 そこには、私がワーホリ時代に送った手紙や、帰省の時に必ず最後に書いて残していた置手紙、送ったメールのプリントアウトなどがたくさん残されていました。 実のところ、父と母両方に宛てて書いていたのですが、父は母に読ませず独占していたようです。母は全く知らなかったようで、ビックリしていました。 写真はダメ 手紙は全て棺に入れる事にしまし

          棺に入れて良いもの、ダメなもの