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年末年始は旅券事務所が休みになります。意外と長いので要注意です。

今回の帰国で、パスポートの有効期限が3か月を切っていたわけですが、帰った直後はお通夜、お葬式と忙しくて申請に行く余裕まではありませんでした。一応、パスポート写真だけは撮影しておきました。
しかし、調べてみると旅券事務所は12月29日から1月3日までお休みだという事がわかりました。
パスポートの発券には、通常申請から7営業日が必要となりますが、この年末年始の休みは、営業日に含まれません。
さらに、私の場合発券後にビザの申請を行う事を考えると、あまりギリギリになって発券されても対応できません。
葬儀の翌日は義姉に会いに行く約束があったのですが、約束の時間前に旅券事務所に寄って申請を済ませておく事にしました。

事前に申請書をプリントアウトしておいて、記入を済ませておいたので、申請そのものはかなりスムーズにできました。
まだ有効期限が切れていないので戸籍謄本が不要で、準備するものが少ないおかげです。マイナンバーがあればオンライン申請もできるらしいけど、持ってないからなぁ・・。
とにかく、無事に申請書を出せてほっと一息。コーヒー飲んでから目的地に向かう余裕まで持てました。

この日が12月25日で、旅券を受け取れたのは1月6日。クリスマスなのにすごくバタバタしてたな・・。
クリスマスだから空いてるかと思ったけれど、旅券事務所はオープン前から列ができていました。

パスポートが届いたらビザ申請

パスポートが届いたら、旧パスポートから新パスポートに、ビザの移行を行う必要があります。
ニュージーランド移民局のホームページで、「Visa transfer」とか検索すると、該当項目が出てきます。
旧パスポートを申請した頃は、まだシール状のビザを貼らなければならなかった為、ビザの移行の為には、一度移民局にできたてのパスポートを送る必要がありました。
でも、現在はe-visaと呼ばれる電子ビザも選択肢にあるので、パスポートを送る必要はありません。送ればシール貼ってくれるけど、送る手間や失くすリスク考えたら、e-visaの方が楽です。
今回は日本からの申請なので、もちろんe-visa一択。申請フォームから申請して、自分のメールアドレスに申請を受理した旨のメールを受け取ったら、まずは一段落。
永住権のトランスファーは無料でできます。

この辺の流れは、子供達のパスポートのe-visaを発給した時と同じです。
大体2営業日前後でできるという事でしたが、パスポートを受け取った1月6日に即申請。
NZに戻る為に飛行機に乗ったのは1月10日でしたが、その時点でビザは発行されていませんでした。

またしても足止め

NZ航空の自動発券機に新パスポートを通したら、エラー音。
新パスポートが発行された時点で、チケット発券時に必要なパスポート情報はオンラインで変更していたのですが、ビザがない事がエラーの原因だったようです。ダメなんだ・・。

カウンターで確認すると、ビザがない為にチケットが出せないという説明を受けた為、既に移民局にはトランスファーの申請をしている事、申請を受理したメールは受け取っている事をメール画面を見せた上で説明し、旧パスポートのビザを提示しました。
すると、カウンター業務のお姉さんは、メールを確認した上で移民局に電話し始めました。
電話がつながると、状況を説明して、私のビザの申請状況を確認してもらい、今日の飛行機に乗りたい旨を伝えてくれます。

そしてお姉さんから神の一言

「5分で発給してくれるそうですので、少々お待ちください。」

お姉さん!!!ありがとう!!!

なんと、本当にその後5分程度でビザの発給が確認され、無事チケットを発券してもらう事ができました。

おかげで心置きなく、普段はなかなかできない「免税店でのんびりお買い物」ができました。

お姉さん、ありがとう。NZ航空、ありがとう。
こんな事できるなんて知りませんでした。

でもやっぱり止められる


新しいパスポート、発給されたてのe-visa、意気揚々とオークランド空港で自動の入国審査ゲートを通ろうとしたら、またしてもエラー音・・・。
仕方がないので、職員さんがいるところに並んで、順番が来たら状況説明。
「昨日、e-visaが発給されているはずなんだけど、自動ゲートでエラーが出ました。」(飛行機が到着するのは、翌朝だったので)
と言ったら、職員のおじさんが「Why?」と一言。
いや、それは私が知りたいねん・・・。

でもおじさんがPCをカチャカチャやって、ビザが発給されている事を確認。
「うん。ビザ出てるね。お帰り。(Welcome back)」
と言ってくれて、ホッとしました。

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