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高くつくけど愛い奴な息子さん

息子さんは、お口も悪いし
性格も大丈夫かなぁ!?ってとこも
多々ある乱暴者さん…

さらに!一人っ子で過ごしているから
王様気質と言うか自己中だったり

私から見ると強欲?
欲張りだったりするんだけど
(シェアするの嫌がったり、それで拗ねたり)

不意に優しい発想したりするし
甘えん坊だし愛い奴なのだ

興味の対象や趣向なんかが
ちょっと他の子達とズレているというか
個性的で親としてと言うか
人間として見ていて面白いのだ
(褒めてる←これ大事)

そんな息子さんも来月で9歳になる

お祝いをどうしようか考えた時に
去年同様に
(主人の)おじいちゃんおばあちゃんと
一緒に食事でも行ってお祝いしようかと
息子さんにお伺いをたてた

『お誕生日ばあちゃん達と食事でも
 しようかと思うけど
 どこ行きたい?何がいい?』

私は、去年と同じパスタ屋さんがいいか
最近お肉を食べるようになったから
焼き肉屋さんがいいか
それとも、お寿司屋さんか
と言った軽いニュアンスだった

だったハズなのだけど…

息子さんが答えたのは

『ホテル』

と意外なものだった

『ホテル?
 ホテルに食べに行くの?
 バイキングとか?』

すると息子さんは

『去年みたくホテルに
 ばあちゃん達と一緒に泊まりたい』

と宣った

え?お泊まり??

実は、去年の4月に
息子さんと義両親の4人で
金沢の方に2泊3日で旅行に行った

去年の4月…


去年1度noteを放置したのは
3月の事だった…

そう!私は
3月あたりから体調を崩していた
旅行とか行きたくない気分だった

しかし、その金沢旅行の言い出しっぺは
何を隠そう私だ(←世に言う自業自得)

金沢の旅行では
息子さんがホテルとお部屋を決めた

と言うか

私が旅行サイトで格安で泊まれるホテルを
いくつかあげて息子さんに選ばせた

私は、お義母さん達と私達と2部屋に
別れてもいいと思っていたが
息子さんは4人で一緒に泊まれる部屋が
良いという条件を出して来た

親孝行ならば〝加賀屋ホテル〟
とか思ったが流石にお高過ぎる

結局息子さんが選んだのは
外人さんが泊まるような
繁華街にあるシティーホテル

お気に入りポイントは
リノベされたそのホテルにあるロフト
下に2つベッドがあり
ロフトにお布団で2人寝れると言うもの

『下のベッドがばあちゃん達で
 上で僕とママが寝るからね!』

ほぼ、そのホテルに泊まるのが
旅行の目的になっている

リノベしてからそんなに経っていないのか
キレイだし、30平米超えで狭くもない
レビュー(評判)も悪くない

まぁ、ベッドに義父母は寝るし
ロフトなんて子どもが喜ぶし
お値段もそれなりだし
いいかぁ…
なんて思ていたら

ウチの横暴不条理なゴリラパパが

『旅行行くなら老人優先!
 温泉もない二階建てベッドのホテルなんて
 なに考えてるの?』等々

旅行寸前に横槍を入れてきた(Oh!No!!)
一気に私の憂鬱は加速

慌ててお値段があまり変わらなく
温泉のある2階建てベッドじゃない
ホテルを旅行サイトで探しまくり
2カ所候補を見つけるも…

今度は息子さんが拗ねた
『あのホテルに泊まりたいの!
 ロフトないとこなら行かない』(マジか)

義両親に相談したら
さすが大人!!

『もう予約しちゃったなら
 そこでいいんじゃない?』

とは言え、

ゴリパパはウンチ投げてきそうな勢いだし
義両親もだいぶ高齢だし
孫との旅行なんて最後になるかも知れない

それに、帰って来て
『温泉も入れないし 
 美味しいものも食べれなかったし
 連れ回されただけで疲れた
 行かなきゃ良かったよ』
な〜んて愚痴を誰かに言われるのも本意でない

(お義母さんは友達と旅行とか行くと
 そんな愚痴をよく言っている💦)

もともとは息子さんと
いしかわ動物園にいるオランウータンの
ドーネさんに逢いに行くのが目的だった

何を隠そう息子さんと私は
息子さんがオランウータンを好きになってから
流行りの(?)聖地巡礼ならぬ
オランウータン巡礼をしているのだ
(※下の記事参照)

そして、何かで話している時に
お義母さんが金沢に行ってみたいと
言っていたような気がしてお誘いしたのだった

凶暴なゴリパパの手前もあるし

『ホテルに温泉がなければ
 日帰り温泉に行けば良いじゃない』と
マリー(・アントワネット)のように代案を閃いて

ひたすらリサーチリサーチ…

すると

金沢のちょっと郊外に
個室でご飯を食べて温泉に入れる
〝滝亭〟という所を見つけられた

ネットで見る限り
お年寄りに満足していただけそうだ
さっそく予約して一安心(頑張った!私)

まぁ、子どももお年寄りも
別々のポイントで悪気無く拗ねるので
中間管理職的なポジションの私はかなり
気がすり減ったが
(人の気も知らずに拗ねたり揉めたりすると
 口々に『もう行かない』だ
 『もう帰る!』だと軽々しく言う😠)

それでも、結果的には
各々がそれなりに楽しんで
全員行って良かったと思ってくれたようで
少し報われた(偉いぞ自分)

それから、1年数ヶ月
じいちゃんばあちゃんは体力が減退し
息子さんはますますパワーアップしたが
まだまだ精神的に大人にはほど遠い状態

この反比例をするようなメンバーを
引率することとなる私…
どうなることやら。。。。(頑張れ!私)

ただ明るい情報としては
去年と違い、私が引率初心者じゃなく
引率経験者となったことだ

経験値を活かして乗り切りたいw

それにこのままだったら
去年より元気というのもありがたい

何より、リサーチ好きの私には
旅行の計画を立てるのは楽しい作業だしね

息子さんが生まれた頃には
実父は、亡くなっており
実母は、すでに車椅子生活で施設に入っていた

その当時は、フリーで生きていたから
産休育休なんて保証された収入もなく
都内のマンションのローンも抱えていた

息子さんが生後3ヶ月の頃から
仕事を再開してなんとか生活できたのは
仕事期間中、乳飲み子を私共々預かってくれた
義両親あっての事(その頃は未婚だったのに)

8ヶ月から保育園に入っても
仕事と病気が重なったり
仕事がハード過ぎて保育園への送迎すら(時間的に)
難しくなった時に息子さんを預かってくれたり

私が2ヶ月入院している間も
ヤンチャ盛りの3歳児を
預かってくれたから安心できたし

病院から連絡する度に息子さんの様子を
教えてくれて

『こっちは大丈夫だから
 ちゃんと病気治して帰っておいで』

と言ってくれた(その頃も未婚だったけど)

そう言えば、息子さんを出産した時も
2回くらいしか会っていないのに
産後はお義母さんのところに里帰りして
しばらく過ごしても良いと言っていると
ゴリパパに言われたなぁ〜

さすがに、2回くらい数時間お会いしただけで
結婚して嫁になってもいなかったので
それはお断りしたけどw

ずっと息子さんを可愛がってくれたので
息子さんがおばあちゃんっ子なのもあるけど
自分の誕生日に、またばあちゃん達と
ホテルにお泊まりしたいと言ってくれるのは
私としても、とっても嬉しいのです
(まぁ、食事に行くだけより
 数倍はお値段がかかるけど
 その分何倍も楽しいはず!)

前途のように、息子さんが生まれた頃には
自分の両親には、してあげられる事も
ほぼほぼなかった…
美味しいもの食べさす事も(母はミキサー食)
外に連れ出す事も(最近はほぼ寝たきり)

実母には、あまり恩返しできてないけど
こうして、義両親が元気なうちに
いろいろできるのはありがた事です

これも一つの〝恩送り〟なのかも知れないと
これを書いてて思いました

ありがとう