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今見ている世界は、カメラに収めたら思い出になってしまう🌱

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だいぶ久しぶりのエッセイらしいエッセイです✨

🌸🍃🐣🍃🌸

カメラでパシャ📸

心が動いた時記念にシャッターを切ることがありますよね。

でも、カメラの中の画は、やはり思い出となってしまう気がするのです。

写真は世界の一部🌎

写真を、ひとことで説明してください。

あなたは、どう答えますか?

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私の答えは、
目の前に広がる世界の一部を切り取ったもの。
です✨

写真に写っているのは、世界のほんの一部。

私たちは、この一部しか見えない世界から
とてつもなく大きい世界を思い出すことができるのです。

写真は事実🪞

写真は、絵ではありません。

カメラに写るのは、現実だけです。

写真と絵は違います。

どんなに写真みたいな絵だって、現実世界ではありません。

どんなに真実に近く描かれていたとしても、あなたの創作物であることに変わりないのです💖

その反面、どんなに大雑把な風景でも写真なら事実です。現実世界です。

写真は、「真実を写す」ものですから✨

嘘の世界、あなたが創り出した世界をカメラに収めることはできません

ディ◯ニーランドだって、別に異世界へ飛んでいくわけではないですよね。

カメラに写るということは、真実でしかないのです。

写真は過去🕰

カメラの中の情景は、過去のものです。当たり前ですよね。

カメラに収めた瞬間から、もうその時の写真は過去のものなのです。

たとえ、今見ている世界と同じような景色の写真でも、
写真に写っている世界と今目に見えている世界とでは、時が違います。

時が違えば、見えているものも変わるはずです🌱

少し劣化したり。
風が吹いて遠くの木が揺れたり。
同じ顔をしている動物も、感じていることが違ったり。

この世界において、物質と時は切っても切り離せないのです。

思い出🌱

思い出(おもいで)
1 過去に自分が出会った事柄を思い出すこと。また、その事柄。「思い出にひたる」
2 あることを思い出すよすがになるもの。「旅の思い出に写真を撮る」
 
(goo国語辞典より)

思い出は、現在でも未来でもなく、過去。
そしてそれは、現実のもので、自分が実際出会ったことなのです。

写真というのは、思い出すきっかけとなります。

でも思い出は、今あなたが生きている世界に実在しないですよね。
心の中にある、幻の存在です。

幻。
いつ消えてしまうか分からない、儚いもの🌈

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人生は、儚いからこそ美しい

松尾芭蕉の『奥の細道』より「平泉」でも、
人の世の儚さを表現しています。
(中3国語の範囲です!)

カメラに収めた写真は、思い出として感じてしまう📸

カメラに収めた写真は、過去のもの。

過去の思い出は、現在の世界に実在するものではありません。

もちろん、思い出だって美しいものです。

だけど、目に見えている世界だって大事なものです。
時というのは、移り変わっていくもの。

日本画の世界には「移ろいの美学」というものが存在します。

今目に見えている光景は一瞬のもの。
大切にすべきもの
なのではないでしょうか✨

カメラが悪いとは一言も言っていません。
私も、カメラで写真を撮ることは好きです。

今あなたが生きているその瞬間を、

現実世界でたっぷり味わいたいのか

思い出すことで人生を豊かにしたいのか

それによって、カメラの使い方が変わってくるのではないかと思います。

〈🌷併せて読みたい⏬〉

🌸🍃🐣🍃🌸

私が思う写真について語ってみました。
現代のInstagramなどで活躍する方々とは異なった意見かもしれませんが
こんな考え方の中学生もいるんだなあと思っていただければと思います。

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今日3/16〜4/8まで、
火・木・土の週3投稿
となります🎉

それから、
投稿時間も19:00から18:30に変更しました。

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🍃4月のモットー
🌸桜風ひよこnote1周年🎉
など盛りだくさんです❣️

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2021/3/16

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