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【健康管理】お菓子税とプロテイン

人体が当人から摂取された飲食物から形成されていくのは言うまでもない。云い方を替えれば、何を食べるか・何を飲むかによってその人の体は全く別物になっていく。

消費者社会において食品・飲料の多様性が増すなか、情報の氾濫・錯綜も同時進行で起きている。「いったい何を信じて何を食べたらよいのか」考え出すとなかなか難しいものである。

そんな中、これまでの長い人生経験と昨日2時間分のリサーチを基にとりあえずの方針を固めたため、ここに記録用に残しておく。方針が変わったらまた更新していくつもりだ。

なぜ食事を意識するようになったか

ここ1週間くらいで食事に気をつけようとの思いが強くなってきたのだが、理由はざっくり以下の2つ。

  1. 食事のQOL・生産性との相関が高すぎるから

  2. 周りと同じことをしていたらいつか太るから

それぞれ詳記していこう。

1.食事のQOL・生産性との相関が高すぎるから

体のコンディションとQOL・生産性にはあまりにも強い相関があると感じ始めてきた。きっかけは些細なことだが、この季節特有の乾燥のため手の皮がボロボロになってきたのである。(下記画像参照)

冬枯れの指の皮

こうなってはおしまいである。手を洗えば冷たい水は一層冷たいし、PCのキーボードを叩いてもどことなく不快。温泉に浸かれば美空ひばりの曲くらい沁みてしまうのである。

保湿ケアを怠った要因も大きいかもしれないが、もっと栄養ある食事を送っていれば避けられた地獄であったかもしれないし、あるいは地獄からとっくに回帰できていたかもしれないと思わざるをえない。

まとめると、QOLは体のコンディションの影響下にあり、そのコンディションは食事に大きく依存する。つまり、QOLの向上に良い食事は必要不可欠というロジック、弁論術の基本である三段論法だ。

2.周りと同じことをしていたらいつか終わるから

令和現在、街に無数のわがままボディが闊歩する異常事態が起きている。このままではただの感想なので、データを見ていこう。
下記は厚労省のデータをまとめたWebサイトから引用してきた日本の肥満の割合を示したグラフである。(いわゆる孫引きですがご容赦願います)

出典:https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00853/

肥満(BMIが25以上)の割合が、男性で30%前後、女性で20%であり、全体で言えば4人に1人は肥満。もはや肥満は普通であり、一般的であり、スタンダードとも表現してよいだろう。日本はまだマシな方で、他先進国ではさらに肥満の比率が高いのはもはや周知の事実である。
つまり、先進国においては、意識的に肥満を遠ざけなければ、周りと同じように肥満になってしまう恐れがあるのだ。

改めてデータを見る限り、常識的・一般的な食生活とは距離を置き、食事ルールを自分で再設計する方が良さそうだ。

現在の私の食生活

ここで2023年2月現在、私がどんな食生活をしているか、簡単に書き留める。つまりbefore afterでいうbeforeだ。

  • 食事は概ね2回

  • 食事量は女性並み

  • お菓子・ジュースは2日に1回以上

  • 水・お茶は1日2~3Lの大量摂取

色々突っ込みどころはあるかもしれないが、あくまで自分の記録用のnoteなので細かい説明は割愛するが、大雑把に言うと、「少食・お菓子好き・膀胱莫大男」といったところだろう。

王林の金言_IPPONグランプリにて

今後の私の食生活~6つの方針

色々前置きを書いてきたが、YouTubeや書籍のリサーチを通して建てた方針は以下の6つ。

  1. ご飯は1日1~2回

  2. 小学生くらいの心づもりで食べる

  3. お菓子・ジュース・スイーツは自分からは食べない

  4. マクロ管理法に基づいた食事

  5. プロテイン摂取

  6. 果物摂取

方針1.ご飯は1日1~2回

これは既に実践されていることだが、引き続きご飯の回数は1日1~2回とする。一般的には朝・昼・晩と3食だが、これでは食事内容を気を付けない限りカロリーオーバーしやすいし、加えて時間のロスも気になる。食事には用意する時間と食べる時間、片付ける時間があり、それぞれ合わせると1時間を超えることも珍しくないだろう。

個人的には朝の8~9時頃に起きたとして、お腹が空いてくるのは早くて13時あたりなので、13時~15時で1食目、19時~21時で2食目でちょうど良い感じになる。

方針2.小学生くらいの心づもりで食べる

自覚しているのだが、自分が思う以上に自分はあまり量を食べられない。おそらく小学生とあまり食べられる量は変わらないのではないだろうか。空腹に身を任せて「大盛り」など選択してしまった日にはシャーマンばりにギャル曽根を憑依させるしか術がなく、これまで何度もお世話になってきた。

今後は心身を完全に分けて考え、成人男性としての客観的・理性的な意思をもって、小学生の体に与える食事量を判断するくらいの心づもりが最適だろう。「ギャル曽根からデカルトへ」標語としてはこれがふさわしいかもしれない。

方針3.お菓子・ジュース・スイーツは自分からは食べない

お菓子・ジュース・スイーツの問題はあまりに栄養が偏りすぎていることで、特に合法ドラッグと名高い砂糖がふんだんに使われている傾向があり、危険この上ない。

ただ、お菓子・ジュース・スイーツがあまりに美味しいのも認めざるをえない。全く食べないで食品メーカーの努力の恩恵に与らなくては健康の奴隷である。

「どうしても食べたい時にだけ食べる」を今後の方針として、ドリンク注文時の「なんとなくジュース」、仕事終わりの「軽はずみシュークリーム」など惰性で砂糖を口にするのは控えていく。

ジュースやお菓子は100円程度で買えてしまうのが憎いが、よく考えてみてほしい。100円のお菓子・ジュースで自分の健康を害してしまえば、医療費と体の不調分の生産性が損なわれてしまうのだ。100円のお菓子には将来の医療費や収入減を踏まえ、1000%の税金がかかっているくらいに考えるくらいでちょうど良く、すなわち150円のじゃがりこは1,500円の高級嗜好品とみなさなければならない。

高級食品じゃがりこ

方針4.マクロ管理法に基づいた食事

さっき読んだ本

ここまで書いていくと、「じゃあ何食べればええねん?」という話になってくる。そこで改めて自分が1日に取るべき栄養素・カロリー量について考える必要がある。上記の本を参照したのだが、自分の年齢や性別、身長や体重と日々の生活パターンから計算した結果、以下の通り。今後の食事は下記を目安に取っていく。

タンパク質: 98g
脂質 :46g
炭水化物 :214g
カロリー合計:1665kcal

ちなみにこの本は栄養の基礎的な情報をサッと学べるのでおすすめ。時間対効果がかなり高く、100歳のおばばでも読めるくらい文字がでかいので1時間もあればたいてい読み切れてしまうだろう。

方針5.プロテイン摂取

上で書いたように、自分にとって1日に必要なタンパク質量は98gだ。これは食事だけで補おうとすると小学生の自分にとってはかなりきつく、まさに茨の道。正攻法ではどうにもできない小田原城並みの堅城である。

ありし日の小田原城_筆者撮影

そんな困難において救い主となるのがプロテインである。プロテインは簡単に言ってしまえばタンパク質の塊。1杯飲むだけで約30gも摂取が可能で、極端な話、3杯飲んでしまえば必要なタンパク質量をほぼ摂取することができてしまうのだ。

市販プロテインも色々あるのだが、私が愛してやまないトーマス氏の助言からタンパク質比率とコスパに最も優れた「マイプロテイン」を購入した。あと数日で届く予定なので、非常に楽しみである。

注文したマイプロテイン_ナチュラルチョコレート

方針6.果物摂取

上記の食事だけではどうしてもビタミン類等が不足しがちなので、あとはスーパーの買い物ではなるべく果物も合わせて買うようにする。

ビタミン系を補うサプリメントもあるようだが、こうしたサプリにはプロテインとは異なり、賛否がかなり分かれている模様。

終わりに

色々書いたが、兎にも角にもスタンスを固めてやってみるのが1番。栄養に関しては今後も勉強していくので、方針転換があったらこの記事も更新していきたい。
(次はこれ読む予定)

今日借りた本


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