マガジンのカバー画像

教師力

76
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

郷に入っては郷に従え〜その場に適した言語を使う〜

郷に入っては郷に従え〜その場に適した言語を使う〜

「読むための書く活動ではなく、書くことの学習になっているから、見取りも書くことの視点になってしまっているんです」

「共同編集、相互参照においてキャンバが有効的です。ただ、相互参照、評価ではパドレットもよいですよ。」

「コンテンツベースからコンピテーシーベースへのシフトチェンジが必要です」

自己満足ではなく、相手にきちんと伝えるために、聞き手は何を欲しているのか。どこまで理解しているのか。を瞬

もっとみる
自動掃除機が壊れた。買い直そうと思う前に。

自動掃除機が壊れた。買い直そうと思う前に。

長年使っていた、自動掃除機が壊れた。
具体的に言うと、充電しても3分で停止しまう。

子どもは、「あぁ壊れちゃったね。買い直さないと」と。

ただ、貧乏性の自分はなんとかならないか、と調べ学習を始めました。

まずは、説明書を読む。理屈ぽい性格なので、説明書を読むことは昔から好きです。
なるほど、これはおそらくバッテリーの劣化だろう。

次に、インターネットで調べる。同じような現象の事例を見つけ、

もっとみる
ルールを守ることに固執して、自分の頭で考えていない人が多すぎる

ルールを守ることに固執して、自分の頭で考えていない人が多すぎる

働き方改革が必要だ!だけど、ルールに従って、紙での契約書をお願いします。

働き方改革が必要だ!だけど、ルール上、職員の端末は持ち帰ることはできません。

もちろん、ルールを破れということではありません。必要であれば、ルールを変えることが必要であるということ。

「自分の頭で考えて行動しなさい!」
これ、よく先生が子どもに言うセリフだけど、ソックリそのままお返しします。ということですね。

ICTが苦手なので。

ICTが苦手なので。

「ICTは苦手だから、あまり授業で使ってないんです」と言われると、

「そうですねー、使うこどか目的ではないので、少しずつ使ってくださいねー」

って、立場上答えますが、内心は「便利だからもっと使えばいいのに」と思ってます。っというか、教師も子どもも使わないといつまで経っても活用するようにはならない。

GIGAスクール構想により、端末が配備され3年。あきらかに、使っている人とそうでない人とで差が

もっとみる

健康ファースト

体が資本といいますが、全くもってその通りで、体調が悪い時は仕事の生産性が上がりません。

僕の場合、疲れが溜まると、思考力が極端に下がります。
いつものペースで仕事ができなくなり、時間もかかってしまう。

そんな時はもう無理せず休むしかないと思っています。

でも、そうならないように日頃から「健康ファースト」でいなければと、40歳になってますます思うわけです。

若い頃は一晩寝れば、HP全回復だっ

もっとみる
余裕と余白を残した先輩であれ

余裕と余白を残した先輩であれ

余裕のある上司。

理想的な職場環境ではあるが、間違えてはいけないのが、余白がちゃんとあるかどうか。

この先のことを何も見えておらず、現状は余裕だが、新しいことが起きたら一気に余裕がなくなる。

余裕ぶっているだけで、何も考えていない。

そんな先輩にはならないように、やはり常に学び続けることが大切。そして、ある程度、心なり時間に余白を持っていくことが大切。

授業ファーストという考えが浸透するには

授業ファーストという考えが浸透するには

生徒指導でも不登校対策でもなんでも、必ず書いてあるのは「授業改善」の大切さ。

叱り方、寄り添い方、もちろんそういった技術も必要だとは思うが、教師はカウンセラーや医師ではない。餅は餅屋。

となると、教師は授業力を磨くことに尽力すべきではないか。

何年か前に一緒に組んだ二人の先生の授業をみた。一緒に組んだ当時、二人は初担任。初々しさ、若さ、一生懸命さに溢れる学級経営と授業だった。

そんな二人が

もっとみる
ピーク・エンドの法則

ピーク・エンドの法則

簡単に言うと、最後の印象が全体の印象になってしまうということ。

運動会、自分の競技で活躍し、お昼のお弁当ではニコニコだったのに、結果発表で自分の組が負けると「今日の運動会、つまんなかった」という感想になるのもこれに起因してると思う。

先日、子どもと一緒に市民プールへ行った時もこれを意識した終わり方をしました。

まだ、遊びたい子ども。帰らせたい大人。ここで、無理やり帰ろうとすると、終わりの印書

もっとみる
とりあえず子どもがとりかからないと始まらない

とりあえず子どもがとりかからないと始まらない

すごく納得の放送。

勉強でもなんでも、とりあえず子どもたちがとりかからないと何もはじまらない。

内発的動機づけが大切とはいうが、やる気なんてものはやり始めてから生まれても良いと思うし、大抵はそんなもんだと思う。

大抵のことは書いてあるからまずは、説明書なり解説書なり通知文なり要項なりを読む

大抵のことは書いてあるからまずは、説明書なり解説書なり通知文なり要項なりを読む

結論はタイトルのとおり。

「これって、なんで〇〇なんですか?」
書いてある。

「なんで、〇〇できないんですか?」
書いてある。

「これって子どものためになるんですか」
詳しいことは書いてある。

「こうやって書いてあるんですけど、変えることできないんですか?」
書いてあるとおりです。

特に、国から出る通知文は予想される質問等は全て網羅されています。(だからどれもこれも長文になっている気もす

もっとみる
運動会のダンスには外部講師を

運動会のダンスには外部講師を

教師の働き方改革が求められています。減らすという視点も大事ですが、変えるという視点も必要なのでは。

運動会は小学校にとっての一大イベント。ただ、教師の負担感も大きいので、コロナを機に縮小傾向にあります。
改善していくに賛成ですが、ただただ内容を減らしていくだけでは、子どもたちもつまらない。

私もダンスの指導には苦戦しました。音楽に合わせて「いち、に、さん、し…」と通勤時間も頭の中でカウントする

もっとみる
「気持ちの良い朝だなぁ」

「気持ちの良い朝だなぁ」

あぁ、気持ちの良い朝だなぁ

朝、コーヒーを飲みながら先輩が一言。

「国語の授業がつまらないんです」と、昔相談したら、

「とりあえず、子どもの前で『国語の授業たのしいねー』って言ってごらん。楽しくなるから」とアドバイスしてくれました。

言葉にするって大事だなーと、あらためて感じた朝です。

ストリートミュージシャン、最近みない

ふと、ストリートミュージシャンって、最近見ないなーと。

でも、そう思った2秒後に、
「そっか、いまはTikTokかyoutubeとか、ネットで自己表現と売り込みもできるわ」

と思い直す。

目的は変わらずとも、手段は時代や環境によって変える必要がある。

それは、教育でも同じだと思います。