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ピーク・エンドの法則
われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。
簡単に言うと、最後の印象が全体の印象になってしまうということ。
運動会、自分の競技で活躍し、お昼のお弁当ではニコニコだったのに、結果発表で自分の組が負けると「今日の運動会、つまんなかった」という感想になるのもこれに起因してると思う。
先日、子どもと一緒に市民プールへ行った時もこれを意識した終わり方をしました。
まだ、遊びたい子ども。帰らせたい大人。ここで、無理やり帰ろうとすると、終わりの印書が悪いので、結果「今日のプールつまらなかった」と言われてしまう。
「アイス食べて帰ろう」なんていう作戦も使ったことがあるが、これ一回やると毎回、プール→アイスの流れができてしまう。
そこで、「最後、一回だけ滑り台を滑って終わろう」と提案した。
1時間ごとの休憩にはいるギリギリのタイミングで滑り台に行かせ、ビューんと一回滑る。それと同時に、休憩時間に入り、そのまま退出へ。
子どもは「あー楽しかった」とのこと。
全てうまく行くわけではないが、ピークエンドは意識すべき。帰りの会は説教して終わるのではなく、「今日もみんな頑張ったね、楽しかったね」と終わらそう。