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海を撮る

フォトグラファーの片岡です。

Leicaに恋して、という名前でライカユーザーが作った4人のグループがあります。

このグループの一人、村田さんという方が、自身が経営しているカフェ兼ギャラリーで「海展」という写真展を開催しました。

ライカユーザーが海に関する写真を撮り、それぞれが個性を生かして撮影した「海」の写真を展示する、というイベントでした。

私は残念ながら参加しませんでした。さすがに、シドニーから作品を日本に送付して展示してもらうのは、かなりの労力だし、私がその展示会を見に行くことが出来ないので、参加はあきらめました。

でも、海を撮影する、というテーマで学習させていただきました。

海を撮影する、というと、砂浜から外洋に対してカメラを向けてシャッターを切る、というイメージが沸きます。でも、そうすると、皆同じような作品になってしまいがちです。

ここで写真家としての腕が試されるわけですね。

海、といっても様々な表情があるわけで、皆が気が付いていない海を見せるということが出来れば、見ている人にとっても刺激がある作品になるでしょう。

この写真は、シドニーからバスで40分ほどのところにあるマンリービーチで撮影しました。太陽がまぶしい日でしたが、白黒設定とフィルターの使用で、なかなか味のある写真になったと感じています。

こんな、他人に見えていなくて自分に見えているものを作品にしていきたいですね。

片岡

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