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天ぷらとイチジクとマルセイバターサンド


(※題名にイチジクとありますが、ザクロの間違いでした。大変申し訳ございません。ご指摘して頂いた方ありがとうございます。文章内では修正しております。/2022.11.23追記)



昨日はじめて天ぷらをあげた。
2時間の長丁場だった。


それもこれもおばあちゃんの妹から届いた、でっかいさつまいものせい。どうやって食べようかと頭を悩ませる暇なく、「揚げるべ」とおばあちゃん。
揚げるのはわたし。

かぼちゃみたいに固くて、切るのが大変だった。
包丁を突き立ててひと休み、を繰り返しながら何とか切り終える。

そして温めた油の中へ。
ああ、緊張する。

ジューっパチパチパチと音を立てて、揚げ物の良い香り。
中まで火が通るのに時間を要するので意外と火加減が難しかったな。

でも、思っていたより作業自体は簡単だ。
食欲をそそる香りも油の音も心地よい。
片付けだけが、やはり大変だった。

さつまいもの天ぷらとかき揚げ



今日は、はじめてザクロをいただいた。

見た目のグロテスクさと、1粒1粒の美しさのギャップが眩しい。粒を取る作業は、とうきびのそれと似ていて楽しかった。

ひょいひょいと食べるおばあちゃんに習って、恐る恐る口に入れる。

プチプチっとはじける実。

酸味と甘みが一瞬じわっと広がって、それで終わり。あまりの呆気なさに拍子抜けしてしまう。
でもなんだか癖になるそんな味。

全然食べた気がしなかったので、そのあとラ・フランスも食べてしまった。


※下記、ザクロの写真です。集合体恐怖症の方は注意※




ザクロ





食べ物について書いていると、食べ物についての本を読みたくなる。


うーん。
本棚の前で少し迷いつつ、手に取ったのは、
原田マハさんの「やっぱり食べに行こう。」




初めて読んだ時にはサラーっと流していたけれど、帯広のお菓子会社六花亭の「マルセイバターサンド」について書かれている章がありまして。


地元でもないし、まだ住み始めて1週間そこらだけれど、住んでるところが出てくるのはやっぱりちょっと嬉しい。


ああマルセイバターサンドをお土産に買いに行くために、そのためだけにでもいい、今すぐ帯広へ旅に出たい。
「やっぱり食べに行こう。」  原田マハ



小さい頃は苦手だったラムレーズンがいっぱい入っているバターサンド。
結構有名なのかな。
九州の会社で働いている時も(場所は東京)、おじさん方に頼まれたお土産品。


本当に、すごく美味しいんです。
最後に六花亭のオンラインショップのURLを貼っておきます。 
是非ご賞味あれ。

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