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今日もこつこつ書いてみる



私には逃げ癖がある。

よくないこと。よくないことと分かっていながら、踏ん張る前に「もういいや」となってしまう。苦しい今から逃げ出したい。自分の楽を優先に動きがちだ。

昨日の朝、記事を途中まで書きながら、ああもうダメだ、書けないと思った。自分の中の浮遊してる感情たちを言葉に置き換えることが出来なくて悔しくて向き合うのをやめてしまった。

noteを8か月ほど書いていてはじめての感情だった。書けないなあと思うときはあったけど、今回は少し違う。うまく言葉にできないし大袈裟に書きたいわけでもないけど、誰にも何も言わずnoteのアカウントを消しちゃおうかなと思って、それなら最後に絵を載せとくか、みたいな気持ちだった。

今までそういう衝動的な気持ちで、突然ぱたりと仕事に行くのをやめたり、学校に行くのをやめたりした。忍耐力がまるでない自分。

辞める時に「辞めます、お世話になりました。今までありがとうございました。」とけじめをつけて言えるようになったのはここ数年のことだ。

どうやら私には命を絶つ勇気がなくこの先も生きていかなきゃならないみたいだし、それならできるだけ物事から逃げないように頑張ろうと決めたのだ。

それで、昨日。心を落ち着かせるために手に取ったのは、松浦弥太郎さんの本。まさに、私がこつこつ頑張れるようになりたいと思ったきっかけの方の本。「伝わるちから」。

chapter5 心を整理整頓するの中の「成長の法則」にこんな文章がある。

僕はある法則を発見した。かけた時間と成長は正比例しない。成長とは二次関数で、最初はゆるやかだが、あるポイントを超えると勢いが増してグンと伸びる。(中略)
仕事も暮らしも、人と人との関係にも、この法則は当てはまる。そう、やめたらだめなんだ。続けること。
小学館「伝わる力」


ここの部分だけ、何度も何度も読み返す。背中を押してくれる力強い言葉。この人の文章は何度だって私を救ってくれる。

やめるのをやめた。しょうもない自分がここまで続けられてるはじめてのことだし、1年まであと4ヶ月だし。今日もこつこつ書いてみる。

読んでいただいて、ありがとうございます。
書くぞ、書くぞ、書くぞ!

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