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頭で喋らず、心で話す

こんばんは。
今日は、最近の私の自戒をたっぷり込めた文章です。

人をカテゴリー分けするのはあまり宜しくないけれど、同じてんびん座の方とか、あとは空気を最優先してしまう癖がある方には分かっていただけるのでは無いかなとちょっと期待してる。


頭で喋ってしまう癖についてだ。


大体の人はいくつかの顔を持っていると思う。
友達といる時の顔、会社の中での顔、母親としての顔、などなど。

私も例に漏れなく、無意識的に顔を使い分けている。そして、その先々の自分がどう振る舞うべきか、を常に頭で考えている。

このチームにいる私にはこういう役が求められているからこう動くとか、この友人といる時はこういう私だからこう返す、といった具合だ。

いつしかそれぞれの役割にテンプレートみたいなものが出来てきた。相手が喜びそうな上っ面の文言をストックしていた。
脳は楽をしたがるというが、まさしくそれで、いちいち考えなくてもいいようにプログラミングしていった。

心を通さずに頭から直接口へ伝達しているイメージだ。

そうするとだんだん心が置いてけぼりになって、頭が暴走してしまう。
やけにハイテンションになって相手を困らせてしまうこともある。これが最適解だと判断して行っているはずなのに、相手が離れていくようで、苦しくて。

そんな時に出会った1冊。

福田萌子さんの本。
ご存知の方も多いかもしれないが、Amazonプライムで配信されていたバチェロレッテという番組のシーズン1で、主人公を務められていた方だ。

これがとても、響いた。

シーズン1は、かいつまんでしか見てないのだけれど、萌子さんの言葉の選び方や相手と対峙する時の心の姿勢がとても素敵だと思っていて。
まるでコーチングしているかのようだったけど、お話してみたいと思わされた。

まだ半分ほどしか読めていないが、読んでいて、やはり自分に対しても人に対してもとても丁寧に向き合ってるのだなあと感じたのだ。

心を介してお話をする。

つまり、話を聞いて湧き出た自分の感情をまず受け止めて、心を通して言語化してから相手に伝える。

慣れてない私にとってはとても怖いし、少し疲れる。普段運動してない人がいきなり1km走ったら筋肉痛になるのと同じだ。
更にいつも使ってなかった部分を通すので、時間もかかる。

でも、それだけで前よりも相手を身近に感じることが増えた。
不思議なことに、頭で話していた時よりもずっと相手が楽しそうに心を開いて接してくれているように感じた。

もしかしなくても、テンプレだなあというのは伝わってしまうのかもしれない。反射的に楽しようとして、ポンッとでてきた言葉は人に響かないんだな、きっと。

目の前の人としっかり向き合えるように、心を、ついでに体も鍛えていきたい。

福田萌子さんの本については、まだ書いておきたいことがあるので読み終わったら記事にします。

ちなみにバチェロレッテ、とても面白いのでおすすめです。寝れなくなります。

それでは。

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