インスピレーションは朝のうちに。
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今、漆喰画の制作にできるだけ集中したいと思っている。
というのも、今年の10月にフランスパリで行われるArt Shopping Parisというアートフェアに出展することが決まっている。私の漆喰画の作品を出展するのだ。
その作品の搬送が6月頭。あと約1ヶ月くらい。よってここ1ヶ月は集中して作品を仕上げたい、と思っている。出展作品は大きめのサイズの作品が2点というのこともあり、作品作りにも腰が入る。(リアルに集中して作業していると腰が痛む。うう。)
今まで、作品を描く時間帯はなぜか夕方が多かった。
夕日が沈みそうな黄昏時の色々な表情の光が、私の中で隠れている感情を揺さぶる。そうしているとむくむくとイメージが湧いてきてペインティングナイフを手に取っている、という流れだったのだけれど、ここ最近は時間帯を変えて、朝一番に描くようになってきた。夫を仕事に送ってすぐの1人の時間。早い時は7時前だし遅くても9時くらいまでに描き始める。絵を描いてから、こうしてnoteを書くのが最近の習慣にもなっていたり。
描く時間を、夕方から朝の時間帯に変えて気づいたことがある。
それは『朝は体力も気力も満タン!』ということ。
つまり絵にかけられるエネルギーが有り余っている。
朝起きてすぐだからぼーっとしててイメージ湧かない、と思い描かずにいた自分もいたのだけれど、実際に朝描き始めてみると、瞬間で目も覚めて、ものすごーく頭も冴えてる!自分でもびっくりするくらい集中している。そして集中できるとつまり、ものすごいスピードでゾーンに入れるのでインスピレーションがバンバン下りてくる。
夕方に描いていた時と「インスピレーションが湧いてきて描く」という流れは変わっていないものの、インスピレーションの量と質が全然違うのが自分でもわかる。
作品はひとつひとつのテーマを事前に決めていて、どこまでその世界に深く潜り込めるかが作品の良し悪しを決める鍵だと感じているのだけれど、それが深過ぎて現実に戻ってこれないのが怖くなるくらい、集中して描けるのだ。
そしてそれだけ集中するというのは、正直描き終わったあと息が上がっている時もあるくらいエネルギーを消費するものなのだけれど、まだ体力が残っている朝には、それができる!
元々朝の時間は好きな方だったけれど、実際作品を作り始めてみてさらに実感。
朝活とかモーニングルーティーンが流行ったりする理由も、なんだか分かる気がする。
よかったら作品も覗いてみてもらえたら嬉しいです。
(出展作品は販売はしていないのでそれ以外の作品になります。)
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