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親と価値観が合わずに困っている人

家でも職場でも古い考え方を持っている人は多い。女性は男性や家族に尽くすものだという男尊女卑の考え方は、今や時代錯誤どころかハラスメントに該当するようなものだ。しかし、職場でのハラスメントが後を立たないようにプライベートでも親からの圧力に悩んでいる人は珍しくない。

厄介なのはこれらの親が子供を苦しめているとは夢にも思っておらず、寧ろ子供や家族のための正義だと信じて堂々と過干渉しているということだ。こうした親たちに真正面から話をして理解してもらおうとしても大抵うまくいかない。

そのような親にとって、子供は自分の一部であり子供が自分と違う思想や価値観を持つ事は自分を否定されることと同じ。自由や対等を求めるなんてとんでもない裏切り行為だと理解どころか逆ギレされるのがオチだ。

そこで、現実的な対策としてオススメなのが理解してもらう事は諦めて、とにかく干渉されないよう自分から距離をとっていくことだ。具体的にはできるだけ自分の情報を出さないようにし親の言いなりにならないこと。

過干渉な親は子供の全てを把握してコントロールしようとするので聞かれたことにばか正直に答えてはいけない。個人的なことについては「よくわからないけど」、「まぁ適当に」、など曖昧な答えをする。

特に、何か決断するときは友達や専門家などに相談するようにし、親には相談しないで自分一人で決めること。これが健全な親離れ自立(成熟した大人)への道だ。

罪悪感があるなら親に依存支配されている証拠だ。罪悪感は支配関係につきものの罠なので遠慮なく手放なさい。親には事後報告で充分だ。

健全な親が子に望むのは子供の幸せ。どんな選択をしようと我が子が幸せであればそれを喜び見守る。

親を喜ばせることは子供の「義務」ではないこを忘れずに。

あなたの人生はあなたのもの。自分の幸せを追求すること。

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