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なぜ、苦しい仕事ほど「やりがいがある」と思ってしまうのか?~認知的不協和から解説~

こんにちは、ひとり好きのチロです。

「内向的・隠居・幸福感」をテーマに、ひとりでいることが好きな方に役立つ情報を発信しています。

今回は、ツラいことを我慢してしまう方に向けて、「認知的不協和」というバイアスについて解説していきます。

以前の記事で、「ツラい環境から逃げることは、頑張ることよりもよっぽど大切だ」といったことを解説しました。

ツラい環境から逃げたほうがいい理由を軽く振り返るなら、

健康に自分らしく生きる上で、「ツラいことを我慢する」というのは、リスクしかないからです。

「ツラいことを我慢しながら、健康に生きる」というのは不可能です。

自分の人生を楽しく健康に過ごしたいのであれば、まず何よりも先に、「ツラいことを我慢する環境」から抜け出す必要があります。

この「ツラいことを我慢する環境」とは、主に学校や職場、身近な人間関係など、自分が多くの時間を過ごす環境のことですね。

しかし、同時に、「逃げる」「辞める」という選択をするのは難しいものです。

「今の人間関係でツラい思いをしているけれど、なかなか手放せない……」

「今の仕事が、やっていて苦しいけれど、なかなか辞める決断が出来ない……」

真面目で頑張り屋な人ほど、こういった我慢をしてしまいますよね。

我慢をするだけならまだしも、そこになんらかの理由をつけて、自分を逃げられなくしてしまう場合もあります。

「この人間関係は自分に必要なんだ」
「この仕事は自分にとって、やりがいがあるんだ」

と、思い込んでしまうような状態です。

こういった心理が働いている場合、「認知的不協和」の状態におちいっている可能性があるんですね。

そこで今回は、「なぜ、苦しい仕事ほど『やりがいがある』と思ってしまうのか」をテーマに、「認知的不協和」について解説をしていきます。

また、画像や実験を踏まえながら、なるべく分かりやすく解説していきます。

この記事は、以下のような方におすすめです。

・仕事や人間関係において、ツラい環境を我慢するクセがついている
・仕事を辞めたいのに、何かと理由をつけて辞められない
・ツラい仕事を我慢してしまう理由を深く学びたい
・やりたくない仕事なのに、「これはやりがいがあるんだ!」と、自分を押さえ込みながら続けている

最後には、復習用のクイズを用意していますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。


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読んでいただきありがとうございます!皆さんの「ひとり時間」が良いものになりますように。