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障がい児者を育児する母親の雇用に関する課題と活動

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約17万人の働きたくても働けない障がい児者を育児する母親の雇用の課題について、その課題解決のために取り組んでいる事業、社会全体で雇用を支えていく仕組みについて。
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#母親

子育てLIFEを最高の状態で過ごすために、子育て中のママは「どれぐらい」休息できれば…

はじめに、産後は産後うつをはじめとしてメンタルヘルスの不調をきたしやすい時期です。母親の…

横山翼
1か月前
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障がい児、発達が気になる子どもの「母親」は誰に伴走してもらい、心が救われているか…

Hito Rehaを通じて、多くの障がい児、発達が気になる子どもと接してきました。その保護者とお…

横山翼
3か月前
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育児の社会的孤立。それに向き合う母親の気持ちとは?

現在、地域が共同体となって隣近所の住民から自然に子育ての支援を受けるといった、いわゆる昔…

横山翼
7か月前
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障がいを持つ子どもの親の多側面の役割にどのようにサポートできるか

障がいを持つ子どもの親は、「介助者」「準専門家」「コーディネーター」「代弁者」の4つの役…

横山翼
7か月前
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働くことで何を得るか。

 もちろん「人それぞれ」ですというのが回答になりますが、金銭的報酬が欲しい人や誰かのため…

横山翼
1年前
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なぜ医療的ケアのある子ども母親は働きづらいのか。

 医療的ケア児の介護のため,現在就労できていない母親の多くは可能であれば自分自身のやりが…

横山翼
1年前
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障がい児を育児する母親の働くを考える。「資源」があっても働きにくいという現状を見つめる。

資源①:放課後、長期休暇支援 放課後や長期休暇の支援でよく利用する資源は、「学童クラブ」、学齢期の障害児支援である「放課後等デイサ ービス」、地域生活支援事業の「日中一時支援」です。  小学生の保護者が学童クラブによって就労が保障されている一方、 障害児本人が学童クラブに不適応となった場合や中学生以降には就労保障がない点が指摘されています。放デイは施設が少なく、学童クラブに比べて時間保障が短いとの指摘があります。  学童クラブにおける合理的配慮、支援の専門性向上が重要であるが

出産による女性の継続就業率とその理由

 第1子出産前後に女性が就業を継続する割合は、1985年から年々上昇しています。最新の厚生労…

横山翼
2年前
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テレワークで満足を得られる人、得られない人の違いは?

 JILPTリサーチのデータにて「テレワークで仕事の満足を得られるか否かに個人差があることを…

横山翼
2年前

20~30代の働く女性のおもいと実態。花王株式会社の調査より共有。

 花王株式会社の実施した調査報告書がわかりやすいので、一部を参照・共有しながら、女性の働…

横山翼
2年前
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プライベートの問題を職場に伝える前に。

 育児と仕事の両立に励む母親の皆さん。仕事とプライベートの境目がほとんどないと実感してい…

横山翼
2年前
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障がいを持つ子どもの育児をする母親の仕事に対する気持ちについて知ろう

 障がいを持つ子ども育児している中でも、「働きたい」「社会の役に立ちたい」と思う母親の皆…

横山翼
2年前
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今からテレワークをはじめる方に知ってほしい。実際のテレワークを通じて考える課題感…

 私たちのPieceプロジェクトでもテレワークにて、育児と仕事の両立にチャレンジしている障が…

横山翼
2年前
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障がい児を育児する母親、きょうだい児も含めたダブルケアに対してどのように向き合っているか。

 ダブルケアとは、育児と介護を同時に行うことであり、ダブルケアを行う人はダブルケアラーと呼ばれます。内閣府の発表によると、平成28年におけるダブルケアラー人口は約25万人でした。この数値は15歳以上で普段育児をしている人の2.5%、普段介護をしている人の4.5%に相当します。また、全ダブルケアラーのうち約17万人は女性でした。  今回、障がい児とそのきょうだいを育てる母親のダブルケアについて考えてみます。 ダブルケアの状態を知ろう では、具体的にダブルケアの状態とはどういう