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出産による女性の継続就業率とその理由
第1子出産前後に女性が就業を継続する割合は、1985年から年々上昇しています。最新の厚生労働省の調査では53.1%まで上昇しています。また、育児休業制度を利用して就業を継続した割合も大きく上昇しています。しかしながら、第1子出産を機に離職する女性の割合は46.9%と、依然として高い状況でもある。
第1子出産前後の女性の継続就業率
・正規の職員の就業継続率は69.1%まで上昇。
・パート・派遣の就業継続率は25.2%と依然として低い状況で、出産を機に退職する女性が多い。
・育児休業制度を利用しての継続は、正規の職員では多数を占めるが、パート・派遣では半数にも満たない。
第1子出産前後の就業異動の状況
・妊娠前に正規の職員だった者のうち、子どもが1歳時点においても正規の職員であった割合は62.2%。パー ト・派遣や自営業主等に職を転換した割合は6.9%。正規の職員として就業を継続する割合が高いことが分かる。
・パート・派遣についても、就業を継続する割合は上昇しているが、離職する割合は、74.8%と依然として高い。
⇒就業形態の差が大きな影響を与えていることが分かる。
第1子の妊娠・出産を機に仕事をやめた理由
第1子の妊娠・出産を機に仕事をやめた理由では、「子育てをしながら仕事を続けるのは大変だったから」が 52.3%で最も高く、「子育てに専念したかったから」、「自分の体や胎児を大事にしたいと考えたから」が続いている。
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