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今からテレワークをはじめる方に知ってほしい。実際のテレワークを通じて考える課題感。

 私たちのPieceプロジェクトでもテレワークにて、育児と仕事の両立にチャレンジしている障がい児者を育児する母親の皆さんがいます。Pieceプロジェクトを立ち上げて1年、現在までの知見と、ここ3年間で浸透したテレワークの課題について書きます。
*Pieceプロジェクトについてはこちら

テレワークとは

 テレワークは、「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことを言います。働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、移動中や移動の合間に行うモバイルワーク、サテライトオフィスやコワーキングスペースといった施設利用型テレワークのほか、リゾートで行うワーケーションも含めてテレワークと総称しています。

知っていてほしいテレワークと3つの課題

 2021年に総務省が掲載している資料から、これからテレワークをはじめる皆さんに知ってほしいことを一部抜粋して記載します。もちろんテレワークにはメリットも沢山あり、私自身も恩恵を受けているひとりです。ですが、全ての方が恩恵やメリット感じられるわけではないことを知っておかなければいけません。

よく上がる課題としては
①物理的・技術的・制度的インフラの未整備
テレワークがうまくいかないとすれば、そのかなりの部分が物理的・技術的・制度的インフラの不足・遅れに起因すると言われており、企業側としてはツールの導入やセキュリティ対策、従業員側としては、住環境での通信設備などの準備が必要です。

従業員のテレワーク環境への適応コスト
テレワークの環境に従業員が慣れ、適応するには一 定の時間(少なくとも 1か月)は必要と言われています。

③インフォーマルな親近感形成とソーシャリゼーションの難しさ
新たな組織のメンバーとなり、そこでの価値観や流儀を学びながら仲間になっていくプロセスと、組織・グループのメンバーとして認められるためには、お互いを良く知り、広く共通した背景を持つためのソーシャリゼーションが必要と言われています。フォーマルな関係に重要な信頼感などはリモートでも形成可能ですが、インフォーマ ル、プレイベートな側面での親近感、親密感を形成するのは難しいと言われています。

これから育児と仕事の両立にチャレンジしてみたいな、と思った障がい児者を育児する母親の方がいましたら、ぜひお声がけください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。では、もう少し具体的に育児や療育ついて教えてほしい、育児と仕事の両立に向けてサポートしてほしいと思われたら、こちらのサービスで横山が伴走致しますので、良かったら覗いてみてください。

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