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いじめ被害の対応で重要な4つのこと(我が子がいじめ被害にあって思うこと)

こんにちは、HitoniYoriです。

うちは子どもが二人ともいじめ被害により不登校になった経験があります。

このnoteはいじめ被害の対応方法で重要な4つのことについて書いてあります。

重要なのは下記の4つです。

・間に学校を挟まない(方が良い時が多い)
・書面が大事
・速さも重要です
・再発防止には大事(おおごと)にすることです


間に学校を挟まない(方が良い時が多い)


Xでリプをくれた方をみていると、直接加害児童側の保護者にコンタクトをとって解決している方が多いように感じます。

私も学校を間に挟むより、直接加害児童側の親に直接コンタクトを取った方がうまく解決したり、再発しなかった経験が多いです。

いじめ被害の最初の対応は基本的には二通りだと思います。

学校に言う相手の保護者に直接言うかです。

「少し様子を見る」と言う選択肢は絶対にあり得ません。絶対にです。

ここで言う二通りと言うのは、学校を通すのが良いか、相手の保護者に直接言うのが良いのか? ではありません。

学校に言うのはデフォルトです。

(ごく稀に学校には言わない方が良い時もあるかもしれませんが)

学校に言った上で、相手側保護者にも直接言うか?直接言わないか?の二通りです。

私はどんな些細だと思うことも学校には伝えた方がよいと思っています。

なぜか?

学校に限ったことではありませんが、人は言わなきゃ分からないからです。

いじめが長引いた時、最初から知っていてもらうのと、事が大きくなってから伝えるのでは学校の態度も全く違います。

迷うのは学校に任せてしまって良いか、直接相手の親に言いに行った方が良いかですが、今回は直接相手の親と話した方が良いという内容で書いています。

しかしそれが絶対ではないです。私の個人的な意見です。

中にはしっかりされた先生もいらっしゃって、しっかりと聞き取りをされてうまくいじめを解決される先生もいらっしゃいました。

学校の先生が迅速に真摯に対応して頂ける性格かどうかも重要です。

しかし、いじめの規模が小さい時、もしくは始まったばかりの場合は基本的に相手側の保護者に直接言った方が良いと私は考えます。いじめは芽のうちに摘みましょう。

理由は学校は対応が遅い場合が多いからです。

いじめの対応が下手な職員の方だと被害児童保護者への報告もなかなか来ない時があります。やきもきすることが多いので、いじめの規模が小さく、期間が長く無い場合は相手の保護者に直接言うのが吉です。

逆に規模が大きい場合や期間が長い場合は保護者間だけでは対応できないことが多いですのでガッツリ学校に相談しましょう。

書面が大事


最低限、下記のことを把握しましょう。

・いつ
・どこで
・誰に
・何をされたか?(なんて言われたか?)
・その時、近くに誰がいたか?
・近くにいた子はどんな反応だったか?

そして絶対に書面にしてください。

書面は重要です。私はいつも録音データの反訳(はんやく)かと思われるような書類を作って学校に行きます。

反訳とは、ICレコーダーなどを使用し会話や電話の内容を録音したものを文字おこししたものです。もちろん、我が子がいつもICレコーダーを持ち歩いているわけはありませんので、妻がわが子に聞き取って、それを私がパソコンに入力しています。

保護者から学校の先生に訴えても、この書面があるのと無いのでは大違いです。

今までの経験からですが、書面無しで加害児童に聞き取りしてもらうことを依頼した場合に、加害児童が「僕やりました」や「僕言いました」などと言ったためしはないです。

しかし、その場にいたかのように詳細に登場人物やその発言を書面で突き付けた場合は、「やりました」「言いました」と白状する場合が多いです。

余談ですが、これは別々の加害児童なのですが、白状するときに。

「覚えてないけど、俺の性格なら言ったかもしれない」

というふうに「覚えてないけど」とぼかして白状することが多いような気がします。

書面できっちり聞き取りをすることは本当に重要です。ここで間違うと加害児童が「いじめをしても、簡単にごまかせて、ちょろい」と思うようになり、いじめは止まりません。というか増長していじめはひどくなります。

速さも重要です

これは私の個人的な意見ですが我が子がいじめ被害にあった時に1番重要なことは迅速に対応することです。

子どもが嫌だと思うようなことがあったらすぐに対応すべきです。

様子見はよくありません。

私は以前は

突然騒ぎすぎると我が子が学校で浮いてしまうのでは?

我が子が嫌な思いをしたのはいっときの事でまたすぐ元に戻るのでは?

と思い、すぐに動かないタイプでした。

大きな間違いです。

学校も人をいじめる人も、言わなきゃ分からないです。

いじめを傍観していて、よくなるケースなんて全くと言ってないです。

我が子によく聞き取りをする必要はありますが、間違いなくいじめと判断出来れば即対処すべきです。

モンペと思われようが、どう思われようが構いません。大きな声で「うちの子は嫌がっています」と言ってください。

黙っていると、いじめは絶対と言っていいほどエスカレートします。

群れをなす動物にはほとんど順位制というものが発生します。それは小さな小魚の群れにもある動物の本能のようなものです。

その順位制のなかで作られる1番弱い個体をオメガ個体と呼びます。

オメガはいわゆるいじめられっ子のことです。

これは本能なんです。

小学校低学年、高学年、中学生で心のあり方はかわりますが、もしあなたのお子様がいじめ被害にあいはじめた時、それを様子見していたらどうでしょうか?

オメガは勝手に他の子に移るでしょうか?

子ども自身がよほど上手に対処出来なければ、移りません。

いじめはエスカレートするばかりです。

最初は嫌がらせをしてくる子は一人かもしれません。でも、それに対してちゃんと嫌だと態度で示さないと、周りの子も「この子はこのクラスの中でいじめられても仕方のない子(オメガ個体)なのだ」と思います。

いじめに加担しない子も、いじめを止めたりはしません。

いじめを止めると次のオメガが自分になるかもしれないからです。

もう、それを止められるのは親しかいないのです。

学校の先生に期待してもダメです。

あなたの子どもを助けられるのはあなただけなんです。

いじめは大きくなると対処するのが大変です。

早め早めに対処すればどうにかなる時も多いです。

とにかく、お子様と日頃からコミュニケーションを取って、迅速に対処される事が肝要です。

もし最近、ご自分のお子さんの態度がおかしいな と思った時は悩みを聞いてあげてください。

もし、その悩みがいじめやお友達の嫌がらせだった場合は全身全霊でご自分のお子さんを守ってあげてください。

再発防止には大事(おおごと)にすることです

今のところ、私のところはマスコミに取り上げられたことはないですが、警察に被害届けをだしたことは複数回あります。

地域の少年係の警察の方とは地味に仲が悪いです。

しかし、こちらも別に警察に好かれたいとは思っていません。

学区を少しだけ移して転校をした後に、前の学校の加害児童から上の子がひどい侮辱を受けました。

せっかく不登校がなおりかけて、学校に行き始めたころなので親としては大変なショックでした。

すぐに警察に電話です。

そして、警察から中学校に指導の電話をしてもらいました。

普段なら半笑いで対応する中学校の教頭先生ですが、さすがに警察から電話がかかってきたので、しっかりと何日もかけて聞き取りをして頂けて再発防止となりました。

以上の四つがいじめの対処で重要と思えることです。

このnoteがみなさんの参考になれば幸いです。

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