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【俺ガイル】「人」という字は

執筆日:10月28日


『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(通称『俺ガイル』)のアニメを見始めた。


きっかけは、名言集をYouTubeで見て「これどの場面で出た言葉なんだろう?」って思ったところから興味を持った。



で、実際見てるんだけど、回りくどい!!


素直に行けばいいものを、変えない理由を論理でこねくり回してどうにかこうにか維持してる感じ。


この回りくどさを出しといて、最後に「好き」みたいなストレートなこと言うのかな。


と、批判してるよう聞こえるけどおもしろい作品だね!


ひっきーの卑屈さとか性格の悪さが「おもしろい」っていう雪ノ下姉と同じこと思った。


その性格の悪さがよく出てた一例が文化祭の「人」の話。


「いや、人という字は人と人とが支えあって、とか言ってますけど、片方寄りかかってんじゃないっすか。誰か犠牲になることを容認しているのが『人』って概念だと思うんですよね。だから、この文化祭に、文実に、ふさわしいんじゃないかと」

このセリフだけでどんだけひっきーがひねくれてるかがわかるよね。


だから僕も「人」って字を使ってひねくれてみる。


「『人』という字は人と人とが支え合って~とか言うけど、よく見たら片方楽してる」とか言うけど、そうやって人に突っかかることが「人」って字じゃないの。


なんか取っ組み合いしてるように見えるよね。


イメージとしてはボクシングの試合前にメンチ切り合ってる感じかな。



というか、


  • 互いの主張を言い合って、対立して取っ組み合う

  • 勝敗が付いて寄りかかる側と我慢側に分かれる

  • わかり合えず別の道を行く

  • わかり合って共に歩いて行く


どれも「人」って字の形に言えること。


てかもともと、人が歩いてるのを横から見た象形文字が変化した字だから、後半二つが答えに近い。


比企谷と雪ノ下の関係性なんじゃないの?


最初対立→だんだんわかり合って→付き合う


王道はこれだけど、すごく回りくどい作品だから、完璧を求めすぎて完璧にならないと付き合わないなんてのもある。


人と人がわかり合える日は来ないけど、限りなくわかり合うことはできる。


ここの関係は「この先も続くよ」的なニュアンスで終わるのかな。


『五等分の花嫁』的な感じ。


あと由比ヶ浜もいるからね。


「人」って字は、シンプルな形ながら解釈がたくさんできて奥が深い漢字だね。


主人公がひねくれてくれると思考が普通じゃないから学びが多い。


学びとかおもしろさってひねくれてないと出ないからね。


あとは、語彙が豊富。


「ジャムってる」って言葉に「お前の口は自動小銃か」ってツッコミはなかなか出ないよ。


だから例え話の材料にもなりそう。


さっき見るきっかけのところで言い忘れたけど、この作品、佐倉綾音さん出てるんだってね。


それが目当てでもあるので早く出て!!


ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。


じゃあ、また。


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