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上手に質問できるとスムーズに物事が進む

ありがたいことに、質問を頂いてそれを自分なりに答えるという機会を頂けている。

「この質問はお猿に聞きたいな」みたいなことを思ってもらえてるとわかるととても嬉しい。

だけどこれが難しいことがある。

質問の意図がわからない。

この質問を答えて何に活かそうとしているのか。それがわからない質問ってのがある。

そうゆう時は聞き返すようにしているんだけど、この1ターンって正直時間ロスだと思っている。

プライベートなこともあるから詳細な質問内容は控えたいけど、noteのネタにはしたいのよね。

前衛ってどうすればいいですか?

これで行こう。

僕は中高とテニス部に入っていた。

中学でソフトテニス部に入り、ダブルスの前衛をしていたこともあって、多少の違いはあれど硬式テニスを高校の部活として始めた時もダブルスは前衛だった。

人数が少ない部活だったから前衛できる人が僕と女子にもう一人くらい。

だからよく「前衛ってどうすればいいですか?」と質問を受けていた。

でもこれってあまりにも抽象的過ぎて答えにくいんだよね。

前衛と言ってもやることはたくさんある。

ボレーやスマッシュはもちろん、サーブやレシーブと言ったテニスの基本プレーもしっかりした上で、どう前衛のポジションに入るか。後ろが崩された時の下がる判断やタイミング。

引退して3年経ったけど「前衛」という単語だけでこれくらいのやることはあるというのは覚えている。

この数ある前衛の仕事の中で、どれについての質問なのか。

これが「質問の意図がわからない」という状況である。

今なら質問の意図がわからなければ聞き返すことはできるし、質問者がどれくらい本気で悩んでいるかみたいなのが感じられるようになったけど、当時は「ガチの部活じゃないし適当に流しておいてもいいだろう」みたいな雰囲気だったからあまり真剣には答えなかった。

これってものすごいもったいないこと。

お互いにね。

だって質問者側は疑問が解消されないし、答える側も自分のアウトプットにならない。

人の行動って何かしらの理由があるから。

「ここでこうだったからポーチに出た」みたいな行動の理由のアウトプット。

これは自分のためになる。

経験則みたいな曖昧なものでは無く、言語化されたノウハウになる。

ノウハウはわかりやすいから今後のプレイにも活かせるでしょ。

互いの利益になるのが質問コーナーだ。

質問する時は具体的にしてほしい

これが答えだね。

もちろん質問を聞いて意図がわからなければ聞き返す。

だけどこのロスを無くせると「スムーズな会話」として質問に答えられる。

だから質問は具体的にしてほしい。

・具体的にするには?

超簡単よ。

事例を持ってくればいい。

テニスの前衛の質問で言えば、

「自分がサーブをした時に前に出るタイミングがわからない」

と言ってくれれば、

「前衛はショットで相手を崩そうとか考えなくていいから深めのロブを打ってその時間で前に出ればいい」

と答えられる。

そうすればロブの練習に取りかかれるでしょ。

質問の意味は知識を得ることではなく、行動の結果を変えることが目的のはず。

行動って具体の象徴だから。

だからノウハウ本は売れるのよ。

わかりやすいから動きやすい。結果がすぐ出る。

もちろん抽象度の高い思考は大事で、これによって世界観が構築される。

けど抽象的一つだけでは曖昧なものでしかない。

具体的な事象があってこそ抽象は輝く。

Q.具体的な質問をするには?

A.自分で行動してみてから質問すること。

ということで終わり!読んでくれてありがとう。いいねやコメントよろしくね。

じゃあ、また。


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