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「物語」の価値はどこにあるのか

こんにちは。

noteイベントにて、全裸監督のプロデューサーを担当されたたちばなさんがご登壇された回を拝見。たちばなさんのご著書も拝見したので、合わせて私の考え方をお伝えできたら。

▼noteイベントの詳細

▼たちばなさんのご著書

★著者・たちばなさんにTwitterでシェアしていただきました!★


「ストーリー」と「物語」の違い

「物語」の見つけ方では、たちばなさんの言葉で、「物語」と「ストーリー」の言葉の意味を明確に分けています。

ちなみに、私は「物語」と「ストーリー」を区別して使っています。本来、辞書的には同じ意味ですが、物語という言葉に、ストーリー以上に少し素敵な響きを持たせたいという思いがあるのです。
(中略)
朝起きて新聞やネットで読むニュース、家族との会話、通勤途中に遊んでいるスマホゲーム(中略)…。これら全てのものにストーリーがあると言えます。現代では、人は常にストーリーを消費しながら生活しているのです。

一方で、私にとっての「物語」とは、情緒的なものではなく生き様そのものです。誰かが主体となって生み出し、そこに生き様を感じるものを「物語」と呼んでいます。

「物語」の見つけ方


イベントを見てのメモ

イベントでは「CQ(セントラルクエスチョン)」と、「ドラマカーブ」について焦点が当てられ展開されていきました。

クライマックスとは、物語の序盤で振られたある種の「期待」みたいみたいなものへの着地(アンサー)であり、この「期待」が発生する瞬間というか、クライマックスに対応するものをCQ(セントラルクエスチョン)と呼んでいます。

イベントを見る上で意識すること
・感動とは何か?
・創造性とは何か?

感動させるために必要なこと
興味を持ってもらうこと
人は「期待」をしていないと「満足」できない。良い物語を作ってもみられない。期待があるから興味を持ってもらえる。期待してもらえる。

どうやったら物語が作れるのか?
自分の感動したストーリーはどんなドラマカーブを描いているかを分析してみる。 その型を知り、少しずつ破ることで自分の個性ができていく。
型を身につけた上で「自分はここが譲れない!」というところは、自分の個性が光るポイント。

自身が「これいいな!」と思う物語を、日々ストックしていくこと。そして型を破ることで自分の個性ができていくことはまさに「守・破・離」の話です。

ここで、私が思い浮かんだ例は「NiziU」はじめとするオーディション番組。オーディションに挑戦する方々の思いや、葛藤や、指摘されたことへ挑戦する姿そのものに心打たれた方は多いはずです。

このオーディション番組は、デビューに向け挑戦する人たちの「生き様」を映し、視聴者の共感を得ているのだと思います。

一方、ジャンルが違うと最近話題の「バチェラー」。男女の掛け合いの様子が映されますが、これも視聴者それぞれがバチェラーもしくはバチェラーと向き合う女性たちの「生き様」に共感し、盛り上がっているように感じます。


「ストーリー」マーケティングが流行っているけれど

モノが溢れ、GAFAが台頭してきた現代で、企業は「ストーリー」を展開させることでモノを売ることしか方法がない、ように語られることがあります。「D2CでECサイトで販売して売上が上がった」という話もよく聞きます。

私もECサイトを運営している立場上、そういった事例を調べることが多々あるのですが、伝え方によって本当に印象が変わりますよね。

過去に考えた時期があり、noteに書き留めていました。

結論としては、

私が思うに「ストーリーを発信する」過程で「ブランド」が形成されていくものだと思っています。ただし条件は本気で自社のお客様のことを考えていること。

ちょっと、ブランディングの話になると話が変わるのでここまでにしておきますが…

たちばなさんのお言葉を借りれば、「過程が重要な時代」になったからこそ「ストーリー」という日々の発信するコンテンツ(SNSでの投稿など)の連続性が注目されるようになったということ。では、どう「ストーリー」が価値を持つのかと言えば、「共感」です。

【共感】
外側の価値ではなく、自分の納得度や精神的豊かさ、共感度を頼りに自分の心を震わせてくれるものを求めているのです。

「物語」の見つけ方

では例えばSNSで同じようなことを発信しているのに、共感を得られる人とそうでない人がいるのはなぜか。

それこそが「情報」が情報のままの意味しか持たないか、「ストーリー」となって共感を生むような価値を持っているかの差なのです。

「物語」の見つけ方

では情報とストーリーの違いはなんでしょう。
共感を生む価値とはなんでしょう。

私自身はまだ答えが出ていないです。


自分の生き様を描くnoteにする

マーケティングよりの話になってしまいましたが。

仕事でもプライベートでも、誰もが発信できるようになったからこそ、常に問い続けていきたいし、発信する楽しさを色んな人と分かち合いたい。

そう思えた時間でした。

そして改めて振り返ると、私のこのnoteアカウントは私の生き様を書いているんです。
あのとき、こんなことがあった。
あのとき、こう感じたからこういう行動してみた。

それが誰かにとっての、「価値」になればいいなと思っています。

▼ストーリー→自分を見つける、話をたちばなさんはされていたので、ちょうどイベント翌日に公開されたダイヤモンドオンラインさんの記事をシェア。マーケターの森岡さんの話です。


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