ことばの選択の重要性
こんにちは。
今回は、いつも聴いているPodcast「Design Square」を聴いての感想をご紹介します。
SNSやnoteの運用を本格的に始めて、多くの方へ自分の情報が届くような工夫の大切さを学んでいます。
馴染みやすいことばを選択すること
Podcastの中では、「サーベイ」「アンケート」だったら「アンケート」が日本人には馴染みが深い、という話題に。ことばの馴染み深さって、WebでいうとSEOの技術とすごく関連があるなぁと思いました。
私はhtmlやCSSでコーディング経験もありますが、classの付け方によって検索上位に自分の投稿が上がってくるのかをよく考えています。検索上位に上げる技術を一般的に「SEO」と言います。
【SEO】
検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させる施策のこと。特定のキーワードで検索された場合の検索結果で、自分のサイトのページを上位に表示させるように、ページやサイト、さらにサイト外の要因を調整することが多い。
引用:https://webtan.impress.co.jp/g/seo
Twitterやnoteで「いかに多くの人に読んでもらえるか」を考えてみたら、どういうことばがユーザーに引っ掛かるのか、読んで欲しい人に届くのかを考えるようになりました。それが結果的にSEOについて学んだり、TwitterはじめSNSのアルゴリズムについて学んでいることに。
SNSのアルゴリズムに関しては下記の記事で詳しく分析されていたので、ご参考までにご覧ください(2020年版)。
「アンケート」「調査票」「サーベイ」の意味ってなんだ
Podcastの中でお三方がお話されていたのは
サーベイ:質問→回答→調査結果までのサイクルのひとまとまり
調査票:紙で意見を集める?
アンケート:アンケートフォーム?
でした。
例えば、「アンケートお願いします」と言われたとき私はGoogleフォームかまちなかアンケートを想像します。
サーベイと言われると、調査結果、統計、グラフ…などアンケートを集計した結果のイメージです。
調査票は、アンケートに答えるときの紙のイメージです。
ことばのイメージを統一させることの重要さ
上の項から自分なりに考えが派生して、同じような意味、環境で使われそうなことばって、きちんと定義づけしないと様々な解釈で取られてしまうかなと思いました。
ちゃんとビジネス戦略を考えるときも、「通じるだろう」という先入観でチームで議論してしまうことは非常に危険です。
チームでブレインストーミング等を行いながら、チーム誰もが「~だ」と定義づけできない限り、お客様(ユーザー)に納得してもらえないですよね。でもみんなで話すことって正直めんどくさいと思っている方も少なくないかな…と(私の上司がその考え方に近いので)。
戦略の根っこ(ビジョン)ができてから、「サイトでどういうことばをチョイスしようか」「どうネーミングしていこうか」「どのことばをチョイスすれば、ターゲットユーザーに魅力的に思ってもらえるか」と具体的な戦略を練るべきだと私は強く伝えたいです。
デザイナーの強みって図式化する武器を持っていることだと私は考えています。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
ラベリング(ネーミング)は、コンセプトを表す1つの指標
ネーミングは、そのサービス・製品の世界観を作ることでもあると私は思っています。それが「ブランディング」にもつながっているかなって。
ことばによって組織のメンバーの団結感が高まったり、製品の特徴を示すことができたり、人を動かす大きな力を持っていると思うのです。
身の回りのサービスってどうしてこの名前なのだろう?
と考えてみると、面白そうですね。私はよくそうしています。
※過去にことばについて考えてみた機会がありましたので、こちらの記事をご覧ください。
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