コンテンツマーケティングで気をつけていること。~MARPS講座イベントレポート
こんにちは。MARPSの講座に参加したイベントレポートです。今回のテーマはコンテンツマーケティングとCV獲得について。
前回、動画マーケティングをテーマにした回でした。動画マーケティングという言葉は本来存在しない(違和感のある)言葉です。なぜなら、テキストマーケティングや画像マーケティングという言葉が存在せず、動画マーケティングは動画を使うというマーケティング手段の1つに過ぎないからです。
コンテンツマーケティングも動画マーケティングと同じように、コンテンツを提供するという手段の1つに過ぎません。世の中にコンテンツが溢れかえってしまっているので、コンテンツきっかけにバズることはかなり稀な事例となりました。
コンテンツが得意なこと
コンテンツは何を伝えているか?何かしらの領域でユーザーのためになっている。ニュースであれば日々世界中で起こっている事件や出来事であり、映画であれば感情が動かされる瞬間だったりする。
コンテンツマーケティングは、コンテンツをマーケティングに活かすということ。お客様のためになるものをつくらなければ、何も意味がない。コンテンツを作るネタがなければ、コンテンツマーケティングは成立しない。
コンテンツマーケティングが不得意なこと
記事であれば読了率で示されるように、全てを閲覧してもらうことが少ない。
コンテンツマーケティングの誤解
池田さんのご経験からこのような誤解をされることがあるそうです。
広告との違いを認識できていない
コンテンツは発信側で内容をコントロールはできるが、読んでもらえるか否かはユーザー側のコントロールとなる(広告と異なり、発信者はコントロールできない。コンテンツはストック型で資産になる
"最新のSNSトレンド"の場合、コンテンツの賞味期限が短い。長い間古びないもの(レシピサイトのレシピの紹介など)は、美味しいものは美味しいので賞味期限は長め。コンテンツマーケティングの顧客は熱量が高い
どのような顧客(情報を探している段階なのか、具体的な商品が決まっていて比較検討をしている段階なのか)によって変わるため、一律に熱量が高いとは言い難い。顕在顧客だけではなく潜在顧客にもアプローチが可能
潜在顧客(そのうち客)にとってはコンテンツマーケティングは有用。指名検索されたら他社に勝ち。既存顧客のLTVを向上できる
色んなお客さんのニーズに対して緻密に計画をする必要があり。万人受けするようなコンテンツはむしろ広がらない。SNSでバズって集客が上がる
私が気をつけていること
より多くの人に届けたい、という気持ちはよく分かります。私もより多くの人に届けたいとよく思います。ただし、(上司にもよく言われるのですが)誰に届けたいのか、届けたい人に伝わるコンテンツを発信するように気をつけています。
バズっているSNSの投稿や、多くのフォロワーを抱えている人の投稿を、自分も同じように発信してもスルーされるだけ…なんですよね。
ペルソナとよく言われますが、届ける先の具体的な人物像を描けると、八方美人のような投稿ではなくなるはずです。
読んで下さった皆様の背中を押せるようなコンテンツを発信し続けます。ありがとうございます。